アダムス・ファミリー 公演情報 アダムス・ファミリー 」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
1-3件 / 3件中
  • 満足度★★★

    感動?
    確かにユーモアに満ちた作品で、出てくるキャラクターの濃さが目立ち面白いミュージカルであった。でも、ミスサイゴンやレミゼラブルのような感動はしなかった。

  • 満足度★★★★★

    アンサンブルの活躍が楽しい
    東京楽日!

    あたりまえですが、先日の公演よりずっと進化していました。

    キャストの動きが自然になって、自然と、アダムスファミリーの夜会に誘われた気分になります。

    キャスト、スタッフの一体感が心地よく、現実の憂さをしばし忘れさせてくれる、楽しい舞台でした。

    改めて、台詞の一つ一つを注意深く聞くと、とても深読みできる作品だということも認識できました。

    人間の多様性も、相手を優しく許容できる愛さえあれば、環境や価値観の違いなんて踏み越えられるというメッセージを受け取りました。

    ネタバレBOX

    先日も書きましたが、このミュージカル、アンサンブルの、ご先祖様達の活躍が顕著です。各場面で、スタッフさながらの大活躍で、セットの移動や、ダンスシーンのエキストラから、何でもござれの大奮闘です。役名がことさらなくても、誰一人不可欠の存在感があり、こういう、端役に至るまで、大事にしてくれる演出が、とても嬉しく、舞台を活気づかせます。

    前回はまだたどたどしかった、ゴメスとモーティシア夫妻のタンゴが、今日は息もピッタリで、見た目にも美しく感動的でした。

    マルとアリス夫妻、ウエンズデーとルーカスのカップルも、しっくりと相性良く、フォワっと愛嬌のあるフェスター叔父さんとお月さまとのラブシーンは、ファンタジー演劇のお手本のような、素敵な一瞬を演出してくれました。

    鷲尾さんのグランマは、益々チャーミング。姉を思う、バグスリーの弟心の表現も、ちょっとウルッとするものがあり、アダムスファミリーファンにいつの間にかなっている自分に驚きました。

    ずっと「ウーウー」としか言わなかった、執事のラーチが最後に突然歌いだすシーンは、何故か心がジーンとしてしまいます。

    また、いつか、是非このメンバーでのファミリーのご帰還を念じています。

    それにしても、グランマは、結局どちらの母親だったのでしょう?(笑い)
  • 満足度★★★★

    予想外に素敵なさとしゴメス
    昔、映画を観た記憶はあるのですが、こんなにハートフルなストーリーだったっけ?というのが第一印象でした。

    映画では、ちっとも素敵な記憶がないんですが、主役のゴメスが素敵過ぎ!

    ダンディで、家族思いで、哀愁もあったりするパパで、見た目も、すこぶる素敵なので、相手役の真琴つばささんが、「さとしさんに、レッド・バトラーを是非やってほしい」なんてことまでおっしゃる程。

    迷っていらっしゃる、さとしファンの方、今すぐ青山へ!(笑い)

    昆さんのウェンズデーも、意外な適役!今井さんのフェスター叔父さんも、愛嬌あるし、鷲尾さんのおばあちゃんも可愛いし、執事ラーチも、弟パグスリーのキャラクターも魅力的。

    モーティシアの真琴さんは、映画からそのまま抜け出して来たかのように、雰囲気がピッタリ!

    ファミリーのご先祖様達のアンサンブルメンバーの八面六臂の活躍も楽しいし、視覚、聴覚共に、しばし、現実を忘れさせてくれる、憂さ晴らしに絶好の舞台でした。

    今日の公演は、コスプレ企画だったそうで、客席の観客も、アダムスファミリーの一員として参加したのだと思いますが、きっと壮観だったでしょうね。

    ネタバレBOX

    ゴメスの歌がかなりあるので、橋本さとしさんの見せ場は、盛りだくさんでした。

    特に、後半のソロナンバー、ファミリーのご先祖様達が、ボードを持って、ゴメスの歌唱に応じて、変幻自在に、バックを飾る演出は、エンタメの王道といった感じの、見た目にも楽しい場面でした。

    友近さんは、この日は、舞台前に、テレビの生放送があったそうで、演技にやや心ここにあらずの雰囲気が感じられたのは残念でした。
    アリスになりきった友近さんをもう一度拝見したいなと思います。

    さとしさんは、ずっと素敵だっただけに、ラストで、真琴さんとタップを踊るシーンだけは、やはり、本職の真琴さんにお株を奪われていて、男性としてのリードが完璧にはならなかったのは、ちょっとばかり惜しい!と思わずにはいられませんでした。

    アフタートークで、さとしさんのゴメスの心理分析を伺って、目から鱗。そういう解釈で観ると、この舞台、更に深い!
    次回拝見する時は、ゴメスの孤独を感じながら、新たな視点で、観てみたいと思います。

このページのQRコードです。

拡大