リハーサルルーム 公演情報 リハーサルルーム」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.6
1-11件 / 11件中
  • 満足度★★

    これまた、かなり期待していたのですが、
    残念度80%って感じ。


    ネタバレBOX

    ま、戯曲にまず、意欲的なものが全く感じられず。
    観続けると共に今更感がアップするのに正比例して、
    残念度が右肩上がりにアップ。

    演技のスタイルに関しては、
    好き嫌いがあるので何ともなのですが、
    基本的にオールドスタイルだったのが、
    さらに残念度アップ。
    ま、これはその演技を許容する演出家の嗜好だからなぁ。

    面白くなりそうな俳優もいるので、
    ちょっとダイセンセイ方の現場から離れて、
    是非とも、吉川が今最も面白いと思っている、
    20~30代の演出家の作品で揉まれて頂きたいなと。
  • 満足度★★★★★

    これが演劇だと思いました
    派手な音楽もなく、どたばたの騒がしさもなく、
    けど、その流れに引き込まれ、笑いもあり、涙もあり、
    とても心に響く、素敵な舞台でした。

    2回目でしたが、今回はアフタートークもあり、とてもよかったです。
    役者さんの人柄と役柄とがとてもマッチしていたように思います。

    これからの皆さんの活躍に期待しています。

  • 満足度★★★★★

    素直な気持ちで観られました。
    舞台にいる15人は演技をしているのではなく、描かれた人物、その人でした。その中に若き日の私を見つけました。
    こんなに素直な気持ちで演劇を観た事はなかったと思います。
    研修生の皆さん’ありがとう。
    これから日本のいろいろな場所で活躍されることでしょう。

    私は学校教育に演劇が導入される事を今、切に望んでいます。

  • 満足度★★★★★

    まさに集大成。
    ひとりひとりが誠実に芝居に臨んでいることが伝わってくるとてもいい舞台でした。今後たのしみです。ぜひ観に行かせてもらいます。

  • 満足度★★★★★

    誠実な演劇
    国立の演劇研修所修了公演に相応しい、舞台に真剣に取り組む事です人間を見つめ直す、という話。素朴なテーマで派手さはないけど、ひとつひとつのエピソードが心に染みる。
    終演後ポストパフォーマンストークでは終了生15人皆がそれぞれの演技に対する気持ちを語っていったけど、これがとても誠実で若者らしく、それでいてさすが国立研修所で学んだだけのある言葉が並んでいて、これから応援していきたいという気持ちにさせてくれました。1時間近くのトークがあったこの上演を見れて、とても幸運でした。

  • 満足度★★★★

    誠実
    誠実な舞台でした。役者も本も演出も。

  • 2008/2/9 マチネ観劇
    相手に向けて言葉を発する、相手に言葉を入れていく、その言葉を全力で受けようとする。
    演劇のなかのとても大切なことへの意識が徹底していて、
    そこに3年間の成果を感じました。
    よかったなあ。

  • 満足度★★★★★

    かなり楽しめました
    2月11日の最終公演を観てきました.
    演劇との付き合いはほとんどないのですが,
    今回の「リハーサルルーム」,笑えましたし,考えさせられました.
    15人全員に存在感を与えた脚本家さんの力はすごいと思いました.
    もちろん,それに応えた若い俳優の皆さんも.
    今回のテーマは,私のように演劇にあまり縁のない人にも,楽しめます.
    「家族間の会話」の意味を考えさせられました.
    これから川崎と福岡での公演が予定されているとのことですが,
    もっと多くの場所で公演して,多くの方に見ていただけたらいいな,と感じました.


  • 満足度★★★★★

    びっくりしました。
    100本以上観たプロの舞台の90本以上が負けている。そう思った。いや、勝ち負けじゃない。だけど、こんなにも心を揺さぶられるとは思いもしなかった。確かに国がバックについているから、作家や演出家、スタッフ陣にもかなり恵まれた環境ではある。しかしそれらを許容する器と、高い技術を彼らは持っている。その上、華のある人も多い。入所前の彼らを見た訳ではないから、元々なのか、研修所の成果なのか、それはわからない。だけど、これまで観たいくつかの卒業公演の比ではない。非常にハイレベル。カッコいい。

    ネタバレBOX

    そして脚本。ディスコミュニケーションなコミュニケーションを取る日本人の今があった。これ俺のことだって、みんな結構思ってるんじゃなかろうか。俺も思った。会話がしたい。ストーリーは、そこに家族が被さる。みなさんの家族はどんな家族でしょうか。

    僕は正月に帰省したとき、もういい加減地元に帰って来いと親父に言われました。ものすごく心の重荷になってた言葉ですが、ずっと誰にも言ってません。でもなんか必要以上に重く捉えていた気がします。こんなレベルの話、多かれ少なかれみんな持ってる。それでもみんな大丈夫な顔してる。

    僕は親父と会話が出来ない。いや、もちろん物理的には出来る。何度も心の全てを吐き出したが、一切通じない。それが舞台上にもあった。70歳の親父とのジェネレーションギャップが原因だと思ってる。そしてそれはもうどうしようもないと。その結果の、このコミュニケーション。

    いいか悪いかではなく、生きたいかどうか。分かり合うことは、とても大変なことだけど、もうちょっと頑張ってみようと思った。
  • 200802091400
    200802091400@新国立劇場 小劇場 THE PIT

  • 満足度★★★★★

    自らを振り返る
    とっても身につまされる内容でした。自分自身を振り返り、自分の生活を見つめなおすきっかけを与えてくれました。大げさかもしれませんが、自分の人生をやり直すきっかけになりそうな作品です。ここで描かれている「リハーサルルーム」は、舞台ではなく、人生のリハーサルルームなんでしょうね。涙しました。良かったです。

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