満足度★★★★★
これが演劇だと思いました
派手な音楽もなく、どたばたの騒がしさもなく、
けど、その流れに引き込まれ、笑いもあり、涙もあり、
とても心に響く、素敵な舞台でした。
2回目でしたが、今回はアフタートークもあり、とてもよかったです。
役者さんの人柄と役柄とがとてもマッチしていたように思います。
これからの皆さんの活躍に期待しています。
満足度★★★★★
素直な気持ちで観られました。
舞台にいる15人は演技をしているのではなく、描かれた人物、その人でした。その中に若き日の私を見つけました。
こんなに素直な気持ちで演劇を観た事はなかったと思います。
研修生の皆さん’ありがとう。
これから日本のいろいろな場所で活躍されることでしょう。
私は学校教育に演劇が導入される事を今、切に望んでいます。
満足度★★★★★
誠実な演劇
国立の演劇研修所修了公演に相応しい、舞台に真剣に取り組む事です人間を見つめ直す、という話。素朴なテーマで派手さはないけど、ひとつひとつのエピソードが心に染みる。
終演後ポストパフォーマンストークでは終了生15人皆がそれぞれの演技に対する気持ちを語っていったけど、これがとても誠実で若者らしく、それでいてさすが国立研修所で学んだだけのある言葉が並んでいて、これから応援していきたいという気持ちにさせてくれました。1時間近くのトークがあったこの上演を見れて、とても幸運でした。
2008/2/9 マチネ観劇
相手に向けて言葉を発する、相手に言葉を入れていく、その言葉を全力で受けようとする。
演劇のなかのとても大切なことへの意識が徹底していて、
そこに3年間の成果を感じました。
よかったなあ。
満足度★★★★★
かなり楽しめました
2月11日の最終公演を観てきました.
演劇との付き合いはほとんどないのですが,
今回の「リハーサルルーム」,笑えましたし,考えさせられました.
15人全員に存在感を与えた脚本家さんの力はすごいと思いました.
もちろん,それに応えた若い俳優の皆さんも.
今回のテーマは,私のように演劇にあまり縁のない人にも,楽しめます.
「家族間の会話」の意味を考えさせられました.
これから川崎と福岡での公演が予定されているとのことですが,
もっと多くの場所で公演して,多くの方に見ていただけたらいいな,と感じました.
満足度★★★★★
びっくりしました。
100本以上観たプロの舞台の90本以上が負けている。そう思った。いや、勝ち負けじゃない。だけど、こんなにも心を揺さぶられるとは思いもしなかった。確かに国がバックについているから、作家や演出家、スタッフ陣にもかなり恵まれた環境ではある。しかしそれらを許容する器と、高い技術を彼らは持っている。その上、華のある人も多い。入所前の彼らを見た訳ではないから、元々なのか、研修所の成果なのか、それはわからない。だけど、これまで観たいくつかの卒業公演の比ではない。非常にハイレベル。カッコいい。
満足度★★★★★
自らを振り返る
とっても身につまされる内容でした。自分自身を振り返り、自分の生活を見つめなおすきっかけを与えてくれました。大げさかもしれませんが、自分の人生をやり直すきっかけになりそうな作品です。ここで描かれている「リハーサルルーム」は、舞台ではなく、人生のリハーサルルームなんでしょうね。涙しました。良かったです。