期待度♪♪♪♪♪
混沌のなかに抒情的ノスタルジア桃園会の2011年の『ダイダラザウルス』は本当によかった。あの感覚、忘れがたい。この一ヶ月あと、震災があった。震災のあったこの年は面白い芝居がとても多かったが、そのなかで『ダイダラザウス』の印象は忘れがたい。震災前に見たこの芝居が夢、幻に思える。桃園会の芝居は、こちらの感覚をかき乱し、戸惑わせる。そのなかで迷っている間に、静謐な混沌のなかから、深い抒情が沸き上がってくる。私が今いちばん求めているのは、桃園会の芝居のような気がする。
0
2013/03/09 21:57
このページのQRコードです。
拡大