いつもは意識していない部分が目覚めた。
阿佐ヶ谷スパイダースにとって再演であるかもしれないが、原点回帰した作品から阿佐ヶ谷スパイダースの動員は山ほど伸びて行った記念碑的作品であることは間違いない。事実上、第4のメンバーである富岡晃一郎の活躍もこの作品で決定的になったのではないか。結成から6年目に旗揚げ作品。それからまた6年。つまり12年。脳の中のいつもは意識していない部分が刺激されたのを覚えている。
満足度★★★
阿佐スパにしては・・・
大阪・近鉄小劇場にて観劇。阿佐ヶ谷スパイダースが、小さな劇場からやや大きめの劇場に移行しはじめた頃の上演でした。私には、彼らの作品の中では、観劇後にどちらかと言えば爽やかさが強く残る作品。いろんな恋があるけれど、当事者たちの抱える想いはいつも純粋で切ない。狂気が哀しい、いつもの中山祐一郎と、透明感のある小島聖が今でも印象に残っています。
満足度★★★
初体験
学生時代、上京してきて初めて生で観た芝居。未知との遭遇。
高さのあるイビツに組まれた舞台が印象的。ちょっとブラックでラストはほんのり温かい、そんな雰囲気に完全に飲まれてしまった。
そんなこんなで芝居の世界に踏み込んでしまった。
思い出深い芝居。