満足度★★★
なんでだろう
平幹二郎さんの演技は、確かに圧倒的だった。
でも、なんか感動までは行かない。席が悪かったから?
蜷川さんの舞台何度か見に行ってるけど、
毎回いまひとつ来ないんだよなあ。
満足度★★★★★
圧倒的!
蜷川幸雄、あなどりがたし!
そして、圧巻の存在感で輝く“平幹二朗”!!
ドラマチックでスペクタクルでもあり、「リア王」って、こんなに面白くて、
刺激的で、心揺さぶられる作品だったのだと、衝撃でした。
カーテンコール、見逃さずに目撃できた幸運をかみしめ、手が痺れる程、
拍手を送りました。
満足度★★★★★
リア王とは彼のことだ。
平幹二郎さんは国宝級の美しさを持っている。
というか
彼の存在は、「富士山」とか「摩周湖」とか「グランドキャニオン」とか、そういう自然の美的造形に匹敵する。
74年の歳月をかけて刻み付けられた、そして彼でしかなしえない演劇的時間、その積み重ね、その皺、その声、その空間支配力、美しき涙・・・。もうそれ自体が息を呑むような「美」である。
そしてその「美」を表現するにふさわしいお題目、それが「リア王」だ。