実演鑑賞
満足度★★★★★
大竹しのぶ以外はキャストを一新した舞台。歌える俳優が目立つ。音楽プロデューサー(福井晶一)のバリトンが印象的。母親役の高田聖子が娘役の大竹しのぶより10歳若いと知ってびっくりした。こま子役の天野はなも薄幸を見せつつ凛としていてよかった。文学座あたりの出身かと思ったら、イキウメで、意外だった。
「ひとりじゃない」「ハレルヤ」などカギとなる、口ずさみやすい曲は宇野誠一郎の「ひょっこりひょうたん島」挿入歌だとわかった。今回は、宇野誠一郎の劇中歌が大変気にいって、「ひょうたん島」のCDを入手して聞き直した。
同じく宇野作曲の「滅びるにはこの日本、あまりに素晴しすぎるから」の大竹しのぶの切々たる歌唱が圧巻だった。