満足度★★★★
人間の怖さ
舞台は長方形、客席は、向かい合う長編の対面に設置 客席前に移動できるネットを設置、バスケットをして一人舞台に ツズイテ一人7人でボールを回す。 このバスケットのシーンが場転に使われる、物語が止まる時に機敏な動きは、面白い。
図書館とダブるビデオ屋、正反対
進む 時田への嫌味、時田は、翻訳の会社を受ける為勉強で疲れている、時田はえりちゃんに惹かれて行く、 小田に嫉妬心が芽生える
真実が、曲がる、違った証言 妬み、仕事が優先の様に振舞いながら仕事より優先する、図書館では一人やめて行く、両極端な状況を作って話は進むが、ビデオ屋、無関心な図書館は今風の若者の様にも見えた、ビデオ屋は、どこにでも有り、すぐにでも、自分に起こるかもしれない様に見える。
ビデオ屋 図書館 どちらも どこにでも有ると思う、この雰囲気、人の恐さが、面白かった。
満足度★★★★★
面白い!
登場人物が全く一般人なのだが、それぞれ心にちょっとずつ悪の部分があり、徐々にすれ違い関係が崩れていく様がリアルで素晴らしい。
自分はみんな常識ある人間と思いながら、いつ犯罪者になるかも知れない恐怖を味わった。
主人公の内面の図書館が現実との対比になって面白い。
バスケットの演出がスタイリッシュで良い。
思わず台本購入。
満足度★★★★★
日常へジワジワと
自然な会話の中にある、息苦しさ。自分が生きてる世界そのものが寸分違わず繰り広げられていて、違和感なく楽しめる。ゆっくり一つ一つのすれ違いや勘違いが積み重なって不和は広がっていく。その絶妙な感じが本当にうまくて、ドキドキしながら楽しめました。物語だからこそ楽しめる「他人の不幸は蜜の味」!!でも観劇後、日常に戻ってふと芝居の内容を振り返るとその不和は自分の周囲にもたくさんあって、他人事ではないのだ。すれ違っても、すれ違っても、対話し続けて他人とわかりあったような気になって生きていくしかないんだなぁと思いました。
満足度★★★★
「イヤ面白い」
レンタルビデオ店内の人間関係を中心にありそでなさそで、な些細な悪意が蓄積されてゆく様が実にイヤな感じだが面白い(=「イヤ面白い」?(笑))。
心象風景的なシーンをも交えて迎えるクライマックスで肝心の部分をぼかし観客の想像に委ねるのも巧い。
その意味では図書館シーン(主場面とのクロスのさせ方も◎)も何であるかの解釈は観客に任せて明確にしないことで深みが増す感じ。
また、金網が張られたフェンス的なものを使っての場面転換もイイ。
満足度★★
不思議な内容だった2時間
不思議な図書館とレンタルビデオ店が舞台なのに、なぜかバスケットコートがある、不思議な内容でよく作ったなあとこういう表現に感謝してますね。最後は、不思議な(?)おばさんまで登場して。不思議な不思議な2時間でした。
満足度★★★
こんな職場には行きたくない!
自分の常識が世界の常識と思いこんでる人達が働いているビデオ屋さんの話。ともうひとつの世界。その身勝手振りが痛々しい。。。
バスケットボールが飛んで来たら、受け止めようと構えて鑑賞していました。