実演鑑賞
満足度★★★★★
1980年代から現在まで、変わらないことと変わったことと、それを演じる人の変化が自然で丁寧でとても良かった。
特にりょうこさんとあけみさんの年の取り方は絶妙でした。
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2024/07/24 (水) 19:00
ベテランユニットの「いい話」で、帰り道がほっこりする芝居。(5分押し)104分。
栃木の田舎町で営業してた居酒屋が閉店するために店主の俊彦(剣持直明)が片付けをしているところに、古い常連の涼子(岩瀬晶子)がやってくる。開店時からの回想シーンに入り、1983年のスタートから何年かおきの様子が描かれる…。涼子の恋人の博己(綱島卿太郎)との顛末や、開店時に小学生(?)だった朱美(なかじま愛子)の変化、店に酒を入れてる酒屋の米田「一族」(←意味は見ると分かる。猪内けんじ)を交えた5人が展開する物語は、いつもの日穏よりちょっと分かりやすく作られているが、「いい話」であるのは間違いない。映画ファンが集まる店ということで、年代の変化を壁に貼ったポスターで表すあたりはちょっと洒落ている。5人とも熱演だが、笑わせて泣かせてくれる剣持の味がいい。