死ぬための友達 公演情報 死ぬための友達」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.5
1-4件 / 4件中
  • 満足度★★★

    驚くほど直球
    震災以降、原発や放射能を扱った作品は多々あったと思うが、これほどストレートに正面から描いたのは、ミナモザのホットパーティクルくらいじゃなかろうか。どちらも社会問題を芝居にすることの多い劇団だが、ホットパーティクルが作者の激情の発露みたいなものだったのに対し、死ぬための友達はもっとクールに物語を構築して提示してきた印象だ。好き嫌いは別れそうだが、力のある作品だった。

  • 満足度★★★★

    存在価値
    友達と知り合いの違いとは、ということで劇中でも語られているが、その先の友達の中でも、遊び友達、飲み友達、・・・などとグループ分けされる中の「死ぬための」というところに対してもうひとつ解釈が欲しかった。

    ネタバレBOX

    本作品とは関係ないが、アフタートーク、長すぎ。
    というか、司会・進行役の劇団代表はせさんの仕切りの悪さに辟易。。
  • 満足度★★★

    死ぬ前に出来る事
    放射能が高い地域に隠れるように住み始めた、訳ありの人々。この環境下でこそ少しだけ現実味がある設定で、死へ向う人とその友人達の行動が静かに描かれています。徐々に浸食していく物語はこの劇団の特徴なんですが、今回は少しだけ体温が高いですね、これから3.11以降の今現在を描く作品が出てくるのかな?

  • 満足度★★★★

    ジャブジャブサーキット「死ぬための友達」観ました。
    簡素だが、灯が入ると途端に奥行きや時間を感じさせるセット。激しい感情をむき出しにしない大人の世界。「あの時」からのそれぞれの譲れない思惑を胸に秘めた、緊張感を持ったゆるい会話の中で次第に見えてくる、それぞれの人生や世界観。そして、ジャブジャブらしからぬ怒濤の終盤に刮目(笑)。前回公演に引き続き、現実に起きた世界の変容を引き起こしたものへの怒りを、しずかに静かに横たえる舞台でした。

このページのQRコードです。

拡大