ある女 公演情報 ある女」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.6
21-35件 / 35件中
  • 満足度★★★★

    菅原さんバージョン
    ハイバイ作品は3作目の観劇かな。なんか独特な世界ですね。独特な感じで傷口を抉られるというか、優しく撫でてもらうというか。
    勝手な感想ですが、独特な優しさを感じてしまいます。どこが、というのをうまく表現できませんが、こんな自分でも生きてていいんだっていうような。勝手に励まされます。

    ネタバレBOX

    書かれているひと多いですが、菅原さん(よくわかってなくて、岩井さんと思ってみてました・・・)が途中から女性にしか見えなかった。そして最初変な人と思っていたのが、ドンドン感情移入してしまいました。私も男なのに。
    目が離せない劇作家がまた一人できました。
  • 満足度★★★★

    初見
    岩井さんの演技ばかり観たことがあったので、果たしてハイバイとはどんな感じなのだろうかと思ったら、岩井さん通りの劇団でした。

    主役がWキャストなのは盲点でした。
    映像も二通りあるということでしょうか?

    映像はとても面白くってよかったんですけど、せっかく芝居を観に来たのだから生の演技を見たかったというのが率直な感想です。

  • 満足度★★★

    初ハイバイ
    一人の女が本当の愛にたどり着くハートフルなお話・・・と思いきや、最後の10分間で気持ち良くハシゴを外されました。

    役者さんのとぼけたような味わいが楽しくて印象的。映像は小劇場のレベルじゃないクオリティで見入ってしまう。
    観終わってからじわじわ~とくる面白さのお芝居だなあと。

    若干薄口に感じられてしまった部分もあるのですが、ほかの方の感想とかを見るに、これまでの作品はもっとヒリヒリする感じがあるとのことで。
    再演となる次回作、楽しみにしたいと思います。

  • 満足度★★★

    菅原バージョン
    ハイバイらしさは出ていたと思うが、いつものヒリヒリする感じがあまり無かった。
    映像がとても凝った作りで、セットとともに印象的。
    主役も女にしか見えず楽しめた。
    いろんな商売があるものだと感心した。

  • 満足度★★★★

    両方見ました
    初日の菅原永二、25日の岩井秀人バージョンを観ました。
    最初に観たバージョンが自分の中でのスタンダードになるのでは?

    どうしても比べてしまいますが、菅原さんの方が好きでした。
    岩井さんはいつもの岩井さんでハイバイ!って感じです。雑なのが素敵。
    菅原さんは段々と女性に見えてくるし(岩井さんは見えなかった。笑)巻き込まれた感じがすごく出ていて終わってから何ともいえない気持ちになりました。
    今まで観たハイバイはどれもそんな気持ちになり思い返しては数日落ちるけど、今回もそれ。
    行けなかった前回公演「七つのおいのり」DVDを購入。これはコントなので買いました。ほかの作品を買わない理由は見返したくないから。
    巻き戻し再生が可能な映像物、ハイバイの刺さってくる何かを繰り返しみたくない。みるなら舞台で観たい。変なこだわりです。

    映像といえば今回オープニングから盛りだくさんでした。うまく使われていて効果的。
    お芝居で表現したいけどやると長くなるから、なったから、とのことです。

    ネタバレBOX

    初日のアフタートーク 
    等々力さんの書いているノートの中の住人がタカコかもよ!?
    隣の部屋が定食屋で等々力さんっておじさんがいて…タカコの妄想かもよ!?
    どっちも合わさってるのかもよ!?でも、観る人にそういうのは求めていないから好きに観てね!

    ひー、そういう解釈もあるのかとビックリ!
    間違いがあったらすみません。
  • 満足度★★

    ちょっと・・・
    正直、私には合いませんでした。
    タイトルからしてまさに「女性」向けのお話だったと思います。
    結婚、離婚、不倫・・・
    私自身、どれも経験がなかったので、感情移入できなかったです。
    周りの方が笑っているのに、自分はなんで笑っているのかがわかりませんでした・・・

    舞台としての完成度はそれなりに高かったと思います。
    女装しているのも忘れるくらい主人公(タカコ)がほんとうの女性に見えました。

    ネタバレBOX

    また、映像のほうが魅力的で、映画を見ているような感覚になりました。

    良く言えば、「演出に凝っている」
    悪く言えば、「映像に逃げている」

    どう捉えるかは、一人ひとり違いますが、
    私は、若干後者の意見に近いです。

    「わざわざ映像にしなくてもその場で、演じればいいのに・・・」
    と観ながら思っていました。

  • 満足度★★★★

    なんか面白いね
    ハイバイの役者さんが客演している芝居はいくつか観たけど、ハイバイの本公演は初見・・・ここの役者さんの雰囲気がどうも好きみたい。映像やセットの使い方も面白かった。
    菅原さんの女役・・・どうかなと思ってたのですが、どうしてなかなかいい感じ。岩井さんのバージョンも観てみたかった気がする。

  • 満足度★★★

    つかみきれない
    菅原さんの回でした。やみつきになるような、ゆる~い空気。どこか肩透かしにあうような独特な空気で物語は進むのに、観劇後に劇中の幾つもの言葉がいつまでも脳裏に残る。不思議な魅力のある芝居でした。

    ネタバレBOX

    終盤のグルグル回り続ける姿と、タカコの置かれた境遇が相関して息苦しくなるようなラストシーンでした。
  • 満足度★★★★

    菅原さんの回
    シリアスになってないとこがいいな、これは。

  • 満足度★★★★

    “境”を描いた演劇
    中盤までは苦笑・爆笑。帰宅してからゆっくり考えて、やっと咀嚼できたように思います。私は菅原さんの回でした。

  • 満足度★★★★

    映像が作りこまれていると思っていたら
    舞台から、
    冒頭やシーンごとに差し込まれた
    その映像の作りこみではないと支えられないような、
    ぞくっとくるようにリアルで濃い感覚が溢れだしてきて。

    やられてしまいました。

    ネタバレBOX

    冒頭、そして要所で差し込まれる映像の作りこみに少々驚いたのですが
    それが舞台のコンテンツに馴染むことこのうえない。
    舞台にある、恣意的に緻密につくられたチープさと
    それらで構成される業のようなものの奥深さ、
    さらにはそこはかとなく織り込まれた
    そこはかとなく肌に触れる生臭さまで・・・。
    この映像だから支えられるのだと思うような世界が
    舞台からやってくる。

    いろんな刹那がとほほと可笑しいのですが、
    それが、どうしようもない(褒め言葉)リアリティに色を変えて
    積もる。
    削ぎ落されて強調された作りこみの中に、
    観る側が薄っぺらく感じえない想いが
    緻密かつあからさまに織り込まれていて、
    それがこの役者たちだからこそ語れるであろう
    キャラクターそれぞれの独特の質感となって
    観る側を巻き込んでいくのです。

    それぞれの男性の描き方に、
    ぶれない雰囲気の貫きがあって、
    色の濃さが観る側にとって迷わないわかりやすさを醸し出していく。
    さらには女優たちが
    持ち前の個性と繊細に紡ぎだされた密度で編み上げる
    キャラクターが抱く同性への感覚と
    同性の視座から浮かび上がる彼女の姿が
    主人公の女性の実存感となっていく。

    最初はどこか醒めて舞台を観ていたにもかかわらず、
    気が付けばこのフォーマットと精度や密度でなければ表しえない
    感覚にがっつりと取り込まれている。
    主人公の視座から垣間見える
    男女の業のようなものに苦笑しているなかで、
    デフォルメされたものの向こう側からやってくる
    笑いでは流しきれないなにかが
    しっかりと積もっていく。
    観ていてがうなずいてしまうような
    キャラクターの存在感と醸し出される滑稽さが
    刹那の可笑しさで揮発することなく
    ボディブローのように効いてくるのです。
    しかも、それらは、可笑しさにを踏み超えて
    逃げ場のない切なさとして観る側に沁み入る。
    気がつけば、その切なさにこそ
    しっかりと支配され、
    さらには、その切なさを醸し出す
    男女の普遍のようなものにまで
    心を奪われている。

    散々笑っておいて何なのですが
    終わってみれば、岩井作劇の魅力に
    どっぷりと浸りきっておりました。





  • 満足度★★★

    岩井さんの回
    正直、ハイバイにしてはイマイチの出来。

    珍しく 作り込んだ映像を多様していて
    新しい挑戦とも取れるが
    それが本来の面白さなどを削いでいた気がする。

    それに物語や登場人物、やや弱いかな。

  • 満足度★★★★

    マジな思いはすれ違う
    不倫でも不倫でなくても、男と女はすれ違うものだ。
    タイミングも盛り上がりもマジな思いも。
    極端な行動はストーカーでもイタ電でもタカコの場合でも同じ。
    すれ違う思いを目に見える形で伝えたいだけだ。
    しょうもない女を、それでも岩井さんは優しく書いている。
    いつもながら男岩井のスカートに違和感なし。

  • 満足度★★

    ネタばれ
    ネタばれ

    ネタバレBOX

    劇団・ハイバイの待望の新作・ある女を観劇。

    女性の男性遍歴を描いているのだが、始まりの映像表現からして何かヤバい予感がしたのだが、見事にそれが的中してしまったようだ。
    今作は今までにはない新しい世界観に挑戦しているのだが、どうもそこに突き詰めすぎたようで、作・演出の岩井秀人が得意としている個性的な役者を生かす演出法や会話の中の微妙な間などがお座なりされてしまったようだ。ハイバイファンはそこに面白さを期待するのだが、その面白さを封印してまで全く新しい事をやろうとしているようではなかったので、今作は明らかに失敗作だ。
  • 満足度★★★★

    なんかかわゆい
    初めての「ハイバイ」観劇。ドキュンとしてムズムズしました。岩井さん出演の回。わぁおっ!切ない、でも愛しい。

    ネタバレBOX

    タカコは何を求めているんだろう?普通の幸せ??男と女。ともに絶頂を味わいそのあとは何が残るのだろう。映像も面白かったし、舞台も面白かった。タカコの身体はキレイだった。おっぱいの形がすごくいい。

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