復活 -恋が終わり、愛が残った- 公演情報 復活 -恋が終わり、愛が残った-」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.6
1-5件 / 5件中
  • 満足度★★★★

    復活 -恋が終わり、愛が残った-
    暗いお芝居ではありますが、じっくり見ました。

  • 満足度★★★

    観た
    「復活」
    東海テレビの昼ドラみたいで面白かった。蘭はなちゃんが縛られたり襲われたりな場面かなかなかやーらしくてよかった。さすが石田センセー。

    「カノン」
    なんかすごい昭和な雰囲気がした。たぶん曲のアレンジのせいだとおもう。

  • 満足度

    んー。。。
    白けない内容だが「歌あり新派」でしたね。古臭くて時代にあっていない。「カノン」もイマイチの出来に不完全燃焼で日比谷をあとにする。

  • 満足度★★★★★

    戦闘機の物語
    関西に続いて東京でも公演を観てきました。

    そして、宝塚の上演している「復活」はやはり素晴らしい作品だと改めて感じました。

    時代背景などが昔のものであるためか、
    どうも古典的で古臭いと思われがちのような気もするトルストイですが、
    単純な筋のようでいて、
    みるたびごとに色々な発見があり、
    それでいて時代の行く末を予言している
    スケールの大きさというのは、
    とても現代の作家に真似できるものではないのかな、と思います。

    それと同時に、
    ロシアの巨木のような大男たちの熱い友情の物語が、
    少年のような真っ直ぐな瞳のネフリュードフによって、
    原作とずいぶんと違った手触りをもった物語に生まれ変わったことに
    新鮮な感動を覚えたりもしました。

    ・・たぶん、少年というのは、
    意図せず、凄く無邪気に残酷なことを平気でしてしまうこともあるけれど、
    それによって自分の心の醜さに気づいたとき、
    その罪を全力で償うことによって
    愛とでも呼べるようなものに近づくことができる。

    すごく単純だけれど、
    今多くのひとが、自分が傷つかないために人を平気で傷つけ続ける世の中で、
    自分が傷つけた償いのために
    自分もまた血を流そうと平然と決意できるネフリュードフに学べることは多い。

    自己満足かもしれない。
    ・・でも、無知ゆえに人を傷つけてしまった過去があるのなら、
    それを見なかったフリをして大人の仲間入りをしたような顔をするよりも、
    自分の誇りのために血を流し続けるのは
    同じ男として素直に尊敬できる。

    舞台を観ながらずっと、
    「戦闘機」がエンジンからずっと燃料を滴らせながら飛び続けるさまをみるみたく、
    ネフリュードフが時代を駆け抜けるさまを、見つめていました。

    結末はたぶんネフリュードフだって分かっていたと思うのです。
    彼もそれほどバカではない。
    自分ならきっと途中で気づくに違いない。
    でも、力の限り飛び続けなければならない。
    だから、最後の結末に辿り着けるように感じます。

    自分はたぶんこれからも死ぬまでずっと、
    この戦闘機の物語を愛し続けると思います。

  • 満足度★★★★★

    幸せ!!蘭とむさん、いい!!
    『復活』、ちょっと理不尽な裁判物、感動的でスケールの大きな話。『カノン』も素晴らしく、とても幸せになれました。

    ネタバレBOX

    『復活』、95分。恋、償いによる愛、愛、大きな愛。婚約を破棄して、財産を使い果たしてまでも再審請求に賭け、プロポーズするも実らず。凄い、なんてこと。

    大切な人に順番を付けるときは自分を一番にしなさいという叔母さんのアドバイスは素敵でした。償いによる結婚では幸せにはなれません。

    男革命家と結婚してしまった彼女、女革命家が少しでも男に興味があったなら違っていただろうに、早い段階でわざわざ男に興味がないことを強調していたのはこのためなのね。

    明日は20世紀、前向きな願いで終わりましたが、もうすぐロシア革命、公爵家にとっては大変な時代になっていくでしょう。もっとも彼は農地を手放しているので友人を頼ってパリに行っているのかもしれませんが、20世紀という言葉に普段感じていたほどの高揚感は無く、むしろ暗い響きを感じ取りました。

    蘭とむさん、いいですね。同じように見えてしまう男役の中で蘭とむさんはパッと分かります。

    レビュー『カノン』は感動的でした。音楽もダンスも衣装も素晴らしかったです。途中の背景の赤い月が印象的でした。

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