満足度★★★
福井まで道行
「奥州安達原」は、どこが悪い、というのではないけれど、動きが少なく何度か意識を失ってしまった(汗)
袖萩(亀治郎)の娘が、寒くないかと聞かれ、着物を着ていないのに「暖かい」と答えるところは泣けます。
雪を降らせる演出は綺麗。
「吉野山」はわかりやすくて良かったと思います。歌舞伎らしい爽快感が味わえました。
亀治郎さん(忠信)と梅枝さん(静御前)の息が合っていて、舞踊だけど芝居寄りに演じられていたように感じました。
薪車さん(逸見藤太)と花四天のチームワークも良かったと思います。薪車さんは初役でしたが、ご当地ネタ(越前ガニとか)も交え、きっちりやっている印象でした。