僕の時間の深呼吸-21世紀の彼方の時間にいる君へ 公演情報 僕の時間の深呼吸-21世紀の彼方の時間にいる君へ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
1-5件 / 5件中
  • 満足度★★★★

    ひさしぶりー!山田のぼるくん!
    なつかしい気持ちにさせてくれるお芝居でした。高泉淳子さんの山田のぼるくんにひさしぶりにあえてうれしかった。

  • 一ヶ月過ぎてしまった・・・
    うーん。。。童心が無くなっちゃったのかなあ、俺も。

  • 満足度★★★★

    役者も装置も素晴らしいが・・・
    すでに公演についての詳細が書かれたレビューも投稿されているので、
    重複は避けます。

    主人公は、学校ではイマイチ冴えない少年だが、大人社会への逞しい想像(妄想?)や、シニカルな視点を強く持ち合わせている。

    そのような想像や、将来の夢を織り交ぜた話が展開していき、
    まあ現実には起こり得ないものではあるが、
    それを、観る者それぞれに、主人公の想像の産物ととらえても良し、
    実際に時間の旅をしたと取っても良し、
    まあ自由に受け止められる作品である。

    さて、役者も実力者揃いの芸達者であり、
    かつ、舞台装置も中々凝っている
    (まあ下世話な話だが、お金もかかっているであろうもの)。

    となると、本来なら5Pとなって良いはずなのだが、
    私としてはやや「ゆるい」感じがしてしまったのは、
    やはり台本・演出でもう一工夫できたのかなあ、ということ。

    最初の場面は、少年の部屋から始まり、仕切りにかかってくる電話に、
    適当に嘘を言って対応しながら、
    そこにこの少年ならではの想像が次第に強くなり、
    以下の場面に進行していく。

    舞台上には、壁があり、その奥には
    上開きの扉で仕切られた小部屋(?)がいくつかあって、
    その中が場面場面に応じて変化する。

    そして、主人公以外の6人の役者は、
    特に決まった役が決まっているわけではなく、
    場面場面によって、その個性に応じて(?)様々な役に就く。

    例えば前半の「夜の台所」あたりでは、6人のコック達がやたらに
    細かい話をして、一方お客だった主人公が
    いつしか新米コックのように扱われ、
    ところが最後はなぜか「お葬式」になるというような、
    まあナンセンス仕立てのややドタバタ調。

    しかし、話が進行していき、後半になると、
    人生の悲哀やシニカルさの要素が強まってくる。
    やや思索的な色合いが強くなってきた、というべきか。

    それで、私の好みとしては後半のものの方が気に入ったし、
    そういう内容なら、あえて意図しなくても、
    「超現実感」というのが漂ってくるんですよね。

    ところが、前半のお笑い的なものは、お笑いネタのインパクトが強いと、
    超現実感が希薄になってしまい
    (お笑いネタ自体、あり得ない設定で笑いを取ることが多いですから)、
    しかも、これが前半に来ていると、観客側のイメージが作られる方向性が
    一旦超現実性から遠ざかるだけ、ちょっと損しているのかなあ、
    という気がした。

    ただまあ、これは私の贅沢な願望かもしれない・・・
    というのは、前半はまだ「少年時代の近未来」であるのに対し、
    後半に行けばいくほど、少年時代から遠く離れて年を取っていくので、
    非現実感が自然と増していくことは、
    話の成り行き上、仕方がないとも言えるので。

    でも、こういうあたりを、演出とか、台本の構成などで、
    もう少し上手く処理することができるような気がする
    (具体的に、と言われると困るが・・・)。

    つまり、各場面がただ単に独立した小品であり、
    この芝居全体は、「各小品のオムニバスである」という以上のものにする・・・
    そして具体的でなくても理念的に「有機的な統一感」を
    観る者により強く与えることができて、
    そして観劇後、観た者に、(言葉では上手く言えなくとも)心の深い部分にまで
    強く印象に残る作品になれば・・・なんてことを考えてしまった。
    まあこれは私の「妄想」かもしれません。

  • 満足度★★★★★

    2011.07.16
    満足☆

  • 満足度★★★

    人生の様々な場面
    『不思議の国のアリス』にインスパイアされた25年前の作品の再演で、人生の色々な場面を優しく描いていました。現在新たに作られている作品とは異なる、1980年代の空気感が端々に感じられました。

    学校や病院、図書館、映画館、遊園地など様々な場所を舞台にした12のシーンを通して、主人公の少年、山田のぼるが自分の人生を走馬灯のように駆け巡る物語で、劇的な展開で魅せるのではなく、それぞれのシーンの質感を魅せるタイプの作品でした。
    冒頭からシーン2のオムライスの話までは、笑いを取ろうとして滑っている生温い空気感に違和感があったのですが、『アリス』の白ウサギを彷彿とさせる時計屋の主人が現れる時計屋のシーン以降はファンタジックでノスタルジックでちょっぴり不条理な雰囲気が出ていました。
    映画館のシーンで離婚して離ればなれになった父娘の偶然の再会が描かれていて、ほとんど台詞がないやり取りの中にお互いを思う気持ちが出ていて、素敵でした。

    高泉淳子さんの少年っぷりが見事だったのはもちろん、新谷真弓さんのちょっとおませな小学生や、山本光洋さんのマイムパフォーマンス、あさひ7オユキさんの胡散臭いおじさんの感じなど、個性を生かした演技が楽しかったです。個人プレーとしてはレベルが高かったのですが、それらがまとまったときに作品としての満足感には繋がっていなかったのが残念です。

    客席の1/3をつぶして中央が少し迫り出したT字型の舞台が作られていたのですが、普通の劇場の配置と変わらず、せっかくの円形劇場を有効に使っていないのがもったいなく思いました。舞台背面にリアルな映像で背景を描くシーンが何度かありましたが、シンプルな舞台上の状況とマッチしていなくて浮いているように感じました。最初と最後だけ映像を用い、残りは家具や小道具と演技だけで状況を想像させた方が広がりが感じられたと思います。

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