満足度★★
考える余地を与えない話の作り。
説明過多になっているため、演劇というよりも状況の語りに終始して、物語としての起伏に乏しい構成になってしまっている。124分。
満足度★★★★★
とても素敵な作品。
とても素敵な作品。
正直なところ、アインシュタインと言っても、有名な天才物理学者、くらいの認識しかなかったが、来日時の風景、彼の人柄がとてもよく描けており、観劇後いっぺんに親しみを感じた。
史実に忠実に、淡々と描写していきながらも、当時の情景を大変巧みに伝えてくれ、物語としても大変楽しめた。
芝居の作り方がとても上手だなぁ、と思いました。
満足度★★★★
演劇のチカラ
演劇って何でもできるんだと思った。
大正11年、43日間ものあいだ訪日していた天才物理学者アインシュタインと周囲の人々をめぐるお話。
個人的には栗木さんが出演されていて嬉しかった。
相対性理論や大正時代の背景についてなど、内容的にどうしても
少し難しくなってしまう台詞群を明瞭に言い廻しているのを見て、自省。
いつもながらウイングフィールドの特性をうまく利用している舞台美術にも入場早々ハッとさせられました。
もっと沢山の人に見てもらいたいし、この芝居の話がしたいなぁと思いました。