名探偵ポワロ 公演情報 名探偵ポワロ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.2
1-5件 / 5件中
  • 満足度★★

    脚本家に難があったかも。
    ポワロがかなり若すぎる感。
    服装も動きも几帳面さがそれほど出ていないので、ポワロファンには不満かもしれない。

    舞台転換がなく、説明台詞が多いのでちょっと盛り上がりに欠ける。
    殺人事件がもっと盛り上がるように演出できたと思うのだが、何気なく死んでしまって大して皆が取り乱してないように思えた。

  • 満足度★★★★

    すっかり板についた三波豊和ポワロ!はまり役です!
    本当に少ない推理物戯曲の一本で、2009年1月の博品館劇場上演の再演。
    (今年は同じくクリスティー作・浅丘ルリ子主演『検察側の証人』が控えてますが)
    すでに初演で話は知ってますが鑑賞しました。
    クリスティー自ら手がけた、非常にスタンダードな戯曲です。

    前作でもポワロを演じていた三波豊和さんは、今回の再演ですっかり板についたようで、まさにはまり役になっています。
    小太りな体格、ユーモラスな演技からひっくくひねった通りのいい声まで、ぴったりです。
    イメージは、テレビ版ポワロ(演:デビッド・スーシェ/声:熊倉一雄)そのままですが。

    ヒロインが初演の山崎美貴さんから貴城けいさんにバトンタッチ。
    山崎さんを応援していたので少し残念。貴城さんのほうが派手ですね。

    前作に続きジャップ警部役の倉石功さんも、昔からのダンディなイメージのままで演じてます。
    初演では、カーテンコールで倉石さんが車椅子の被害者の衣装で登場し、舞台上で変装?をといてジャップ警部に、というサービスがあったのですが、今回は無くて残念。
    相棒ヘイスティングスとの(人が死んでいるにしては)明るくて軽すぎるやり取りも、テレビ版でもたまにあったそのままの雰囲気。
    (唯一、医師役での安倍さんの演技が、もうひと役の警官との違いを出そうとするあまり、わざとらしくて興ざめでした。)

    三波ポワロでクリスティーのほかの作品も観たいです。

  • DNA
    一幕目を観なくても、二幕目だけで充分ハナシは分る内容。
    オーソドックスな芝居がお好みの方は是非。
    三波豊和の低くて通る声には、父春夫のDNAを感じざるを得ない。

  • 満足度★★★★

    ポアロらしいポアロ
    三波豊和さんのハマリ役になる予感がします。

    ネタバレBOX

    イメージどおりのポアロでした。口調などがテレビシリーズに似ているからとも思えるのですが、三波豊和さんの身長や体型がちょうど良いということで、好意的に解釈しました。

    ポアロが死ぬわけは無く、ドア越しのグラスの交換は何となく想像が付き、ドキドキ感はありませんでした。

    それにしても、木は森の中に隠せのとおり、化学式の書かれた紙を暖炉火付け用のこよりの中に紛れ込ませたって、そんなこよりがあること知らんがなー!!
  • 満足度★★★

    可もなく不可もなく
    「名探偵ポワロ」なんつーとどうしてもコナンを思い出してしまうワタクシ。しかし、どっちも変わらないほどにベタで解りやすい内容だった。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    科学者エイモリー卿の邸で卿が毒殺された事件の謎を追う。
    この物語は何回も公演され、また、アガサの本なので内容はどなたも解ってると思うので説明は割愛。

    かくしてポワロが犯人を炙り出すのだが、名探偵ってのは箱に埃が付いてないかどうかなどの些細なことも疑問視しないとこの商売は出来ないのだとつくづく感じた。笑

    アガサのミステリーは本で読んだ方がやっぱりいいな・・。などと思う。そういった意味では舞台での上演はそれなりに制限されるし、本ほどの想像力にも欠ける。

    で、今回、感じたことはポワロが名探偵だからなのか、まったく緊張感なく演じていた。本当に殺人事件なんかあったの?とワタクシが疑っちゃうくらいに。たぶん、これが名演技ならではのポワロのキャラクターなら、ポワロは物事に動じないキャラクターなのだ。

    脚本は割りと忠実に書かれてあり解りやすく疲れないために万人ウケする舞台だと思う。

このページのQRコードです。

拡大