ロックンロール 公演情報 ロックンロール」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 2.7
1-8件 / 8件中
  • 満足度★★

    あまり楽しめなかった
    なんだかただただながれていってしまった。

  • 満足度★★★★

    三時間。
    チラシのイメージでロックミュージカルかと思っていました。
    ロックのルーツを政治の時代背景を入れ、師弟愛、夫婦愛などをからめ、みせていきます。
    導入ははいりにくいですが次第にはまっていきます。役者演出のちからでしょう。
    レコードのジャケットの見せ方も良いのではないかと。

    ネタバレBOX

    市村さん、秋山さんの演技はさすがベテランです。
    武田さんと山内さんのからみは笑えました。
    黒田さんの若い子の演技はいまひとつ。
    大阪の観客全体ではないでしょうが、行儀が悪いと感じました。
    途中でお茶を飲み出すし、途中で席を立っていなくなるし
    電話のバイブ音が聞こえるし・・・確かに難しい話ですけど。
  • 満足度★★★

    予想以上に良かった!
    前評判が芳しくないので、結構心配だったけど
    予想以上に良かったね!

    内容も個人的には分かりやすかったし、
    全く問題なかった。

    それに、これは改善されたのかもしれないけど
    時代背景の書かれたチラシも入っていたから、
    パンフ買わなくても充分内容が分かった。

    客入りも予想以上に1階はほぼ満席だったし
    最後はスタンディングオベーションになるくらいの
    盛り上がりで、なかなかよかったです。

  • 満足度★★★

    イギリスとチェコスロバキア、ロックで語る激動の20年!思想は変わっても愛は不変。
    イギリスとチェコスロバキアを舞台に、1968年からの激動の20年間、教授と教え子愛と友情、思想の葛藤の物語。
    時代を彩るロックとともに語られる二人と家族の半生。
    市民は、何度も政治に振り回されても、人と人の愛情は変わらない。

    個人的にお気に入りの俳優さんたちが大挙出演!
    市村さんは確固たる信念の教授として主演。
    秋山菜津子さんが母娘二役、教授とヒッピー、正反対のようであり、しかし母娘なので気性は同じという難しい役を好演。
    前田亜季さんも母娘二役、しかも一役は秋山さんと同じ人物の若い時という、複雑な関係。
    「売春捜査官」の黒谷友香さん、劇団metroの月船さららさんも出演。
    キャラメルボックスの西川弘幸さんは劇団公演ももちろんいいんですが、外部出演作のほうが面白い。
    黒谷さん、月船さん、西川さんも出番が少なくて難しそう。
    山内圭哉さんは、かつらで出てくるだけで可笑しくなっちゃ
    いますが、いつになく気弱な?インテリな?役が印象的。
    もっともっとナイーブな役をやったら面白いだろうなと思いました。

  • パブリック初
    もっと知識を入れてみればよかった。

  • 満足度★★★

    白が似合うのは蓮舫議員だけじゃない!!
    黒谷友香さんは白が似合う!!

    売春捜査官のときの白いドレスは素敵でした!

    今回の胸の谷間を強調した白い服にジーンズ姿、スタイル抜群!最高!!

    ネタバレBOX

    主役はヤンでした。すなわち、武田真治さんが主役だったは驚きでした。てっきり市村正親さんが主役とばかり思っていました。

    最後、エズミが幸せになれて良かったです!

    秋山菜津子さんと前田亜季さんの親子関係が、後半世代が変ったのには戸惑いました。死んだはずなのに、幽霊になって戻ってきたのかと思ってしまいました。ま、すぐ気付きましたが。

    映像を使った場面転換が素晴らしかったです。スクリーンが下りる前にいきなり映写してもイケますね。その後スクリーンが下りて回り舞台が回る。暗転してからスクリーンが下りて映すよりも、いきなり映写はスピード感が感じられます。
  • 満足度

    観客に不親切極まりない演出

    呆れて、ものが言えなかった!

    この作品を観て、まず思ったのは、同じ作者の「コースト・オブ・ユートピア」を演出した蜷川さんは、やはり【腐っても鯛】だなという認識。
    あちらは自分は、全く持って何も知識のないロシア革命時代のお話でしたが、9時間以上、全く厭きる事はなかったし、人間ドラマとして、大変面白く観られました。

    ところが、こちらはどうでしょう?
    1968年の、ソ連のチェコスロバキアに対する軍事介入、私は、リアルタイムで知っています。ニュースで、ソ連の戦車を連日見て、どうしてこんなことになるのか、当時ずいぶん勉強しました。それ以前の「プラハの春」も、本を読んだり、ドキュメンタリーを見たり、それなりにかなり勉強しました。そして、この作品で流れるロックもほとんど聴いて知っています。
    それなのに、この芝居、全く、理解不能でした。(いえ、表面上のストーリーは、もちろん理解できますが、深く、理解でき兼ねるという意味で)
    あんな、何にも知らない、ロシアの芝居は、あんなに面白く観られたのに…。

    原因は、明らかです。こちらの演出家は、上から目線で、その世界事情に詳しくない、日本の観客の立場なんて、全く意に介していないからです。

    こういう、日本人には容易に理解し得ない題材の芝居を上演するなら、もっと、最初に、背景を説明するとか、少しでも、観客の理解を深める努力をすべきではないでしょうか?
    アフタートークならぬ、ビッフォートークの必要すら感じました。
    燐光群の芝居のように、出て来る語句の説明や、簡単な時代背景の説明文とかを配布すべき気がします。この登場人物が架空なのか実在なのか、モデルはいるのかとかの情報も、知りたかったと思います。

    こんなただでさえ、わからない芝居の上に、市村さんの滑舌の悪さと、語尾が聞き取れない台詞の不明瞭さに、益々磨きが掛かり、1幕は、ほとんど意味不明。人間ドラマになりそうな、マックス夫妻のラブシーンも、最悪の演出で、重きが置かれず、ただただ、秋山菜津子さんの存在が救いの、芝居だったように思います。

    もし、これから、ご覧になる方がいらしたら、チラシに書かれている宣伝文から想像する期待感は、(秋山さんの2役に対する期待以外)まず一度忘れて、この登場人物の背景を勉強されることと、1幕はわからなくても、2幕は、大分楽しく観劇できることに期待を繋いで、ご覧になることをオススメします。

    ネタバレBOX

    1幕は、とにかく、市村さんの台詞が半分も聞き取れない。2幕はそうでもなかったから、年齢の差を出すために、1幕は、台詞の言い方を工夫したらしいのが、裏目に出たのではと推察します。

    癌に侵された妻との、男女の複雑な人間模様を、もっと赤裸々に表出する演出をすれば、普遍的な人間ドラマになり得るのに、どうやら、この演出家は、よほどラブシーンの演出が不得手とお見受けします。もう、秋山さんだったから、何とか、実のある女性を演じて下さったけれど、これが、演出家の言いなり女優ならどうなっていたかと、想像するだけで、絶句しそうでした。

    武田さん、前田さん、上山さん、森尾さん、山内さんも、難解な芝居を、懸命に演じていらして、それぞれ好感が持てました。

    2幕は、マックスの妻が死に、その妻役だった秋山さんが、今度は、娘役として、本領発揮の大活躍で好演されるので、舞台の雰囲気が一転。家族劇テイストになり、やっと客席に笑いも出始めてほっとしました。市村さんの台詞も、大方は聞き取れるし…。(笑)

    でも、2幕が面白くなったのは、ひとえに、秋山さんの功績故。父と、娘と、初恋のヤンと、それぞれの人間関係を、秋山さんの好演のお陰で、やっと観客は、自分に引き寄せて、観劇できる体制が整った感じでした。

    この芝居、肝心要のマックスとヤンが、何を考えてどう行動しているのかが、全く謎です。
    あまりにも、意味がわからず、よっぽどパンフレットを買おうかとも思いましたが、こんなつまらない芝居のパンフレットを買う気はせず、家に帰って、「シアターガイド」を読んで、またビックリ!!
    役を掴みかねて質問している武田さんへの演出家の返答振りにまた唖然としました。

    この演出家の舞台を観る度、どうしてこの方が、こんなに大演出家として高名なのか、最大の謎です。


    この芝居、やりようによっては、もっと日本人にも卑近な人間ドラマになる筈なので、もし再演があるのなら、今度は、鈴木裕美さんか、鵜山さんの演出で、観たいものです。
  • 自分の教養のなさにがっかり
    1968年からの約20年間が描かれます。ロックも歴史も中途半端にしか知らないせいで、戯曲の本当の面白さを感じ取れず(涙)。自業自得とはいえ残念です。これからご覧になる方はある程度知識を頭に入れて行かれるといいかも。

このページのQRコードです。

拡大