シャンハイムーン 公演情報 シャンハイムーン」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.3
1-4件 / 4件中
  • 満足度★★★★★

    魯迅の晩年
    さすがに丁寧な作りで、ずしんと心に入ってきました。とても良かったです。

  • 人の温かさ
    ほっこり温かい気持ちになった

  • 満足度★★★★

    長いけれど、冗長ではなかった
    私よりも、また悠に年長の方ばかりの客席の様子に、これで3時間の観劇は、皆さんしんどいだろうと心配でしたが、始まってみると、それなりに面白く、時間の長さはあまり感じませんでした。
    魯迅のことは、名前ぐらいしか知りませんでしたが、私のように無知な人間にも充分楽しめる内容でした。
    あんな、世間的有名人を主役にした舞台なのに、相変わらず、井上さんの切り口が斬新で、彼の人生のダイジェスト紹介はしっかりなされつつ、臨終に立ち会った周囲の人間の人生もきっちり描かれ、改めて、井上さんの脚本家としての才を見せつけられた思いです。
    たぶん初舞台の頃から拝見している梨本謙次郎さんが、中年の味のある素敵な役者さんになられていて、感無量でした。若い頃の、北村和夫さんみたいな雰囲気で、人情味のあるお医者さん役が、任に合っていました。
    派手な面白さには欠けるけれど、キャストが皆さん芸達者だし、なかなか見応えある作品でした。

    ネタバレBOX

    魯迅の健康を心配した、周囲の人間が、入れ替わり立ち代り、日本での養生生活を勧める台詞は、現在御闘病中の井上さんご自身に言いたいような台詞ばかりでした。
    魯迅の村井さんが、失語症になって、わざと言い間違えるシーンがややしつこい気はしましたが、わざと言い間違える演技を難なくこなす村井さんは、やはり相当の演技者だなと感心しました。
    魯迅の長い人生を語るのに、たった1場面だけで創作できる井上ひさしさんは、やはり傑出した劇作家だと感服しています。
    どうか、ご健康を回復されて、また新たな劇作をして頂きたいと祈念するばかりです。
  • 満足度

    心に迫ってくるものが…まったく。
    こまつ座の芝居は何回も見ているが、今回ほど心に迫ってくるものが全くない芝居もない。おもしろくない。説明せりふの洪水で辟易した。芝居は脚本の朗読ではないのだが、、、あれでは役者も気の毒だが、魯迅もその妻の苦悩も何も感じられない。 残念きわまりない。 

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