スーパースター 公演情報 スーパースター」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
1-20件 / 24件中
  • 満足度★★★

    僕の好みでいうと・・・・
    前回の大阪公演作品の方が数段よかった!

    何故だろう?
    パーソナルに偏りすぎたストーリーだからか?
    いや、それなら前回もか!

    むうう!言い難いです。

  • 満足度

    意外や意外
    名前だけずっと聞いていて今まで見にいけなかったので、ものすごく期待して行ったのですが・・・期待はずれ。こんなんでいいの?って思いました。どのシーンもなんだかグタグタで、すぐ歌を歌って煙に巻く・・・あまりにも短絡的過ぎるつくりだと思いました。客を馬鹿にしすぎだろ!ってびっくりしたくらいwでもここでの評価高いですね・・・えええこれに安くないチケット代払っていいんですかあ?うーん、良さが伝わらなかったです。ま、向いていないってことですよねきっと。

  • 満足度★★

    うーん、皆さんこういうの好きですか?
    関西出身の人気劇団と聞いていたのですが、実際に観るのは今回が初めて。評判もよかったんで、ものすごく期待してたんですけど…、うーん、自分にはちょっとダメ。
    なんか、こういう「心温まる感じでしょ~」っていうのを押し付けられている感じがするんですよね。ゴメンなさい。正直にいうと、なんか舞台の盛り上がりに平行してドンドン観ていて冷めて行っちゃう感じでした。
    あっ、でも、この劇団の名前の由来(村野四郎の詩)を知ってから、ちょっとまあ「そういうことかぁ」っていう気はしてるんですけど・・・。

  • マンネリ感?
     劇団鹿殺しの10周年記念公演第一弾。私がこの劇団の公演を観るのは「僕を愛ちて。」「ベルゼブブ兄弟」に次いで3回目。

     結論から言うと前2回に比べてインパクトは薄かった。期待が強すぎたのかもしれない。もちろん、ほとんどの他劇団に比べたらパワフルさは極めて高い。相変わらずの “アツさ”だ。舞台装置もすごかった。三階建てのアパートに見立てたセットを使った演出は客席を圧倒していた。

     ただ、描かれているテーマは兄弟と家族の確執みたいなもので、前に観た二作品と非常によく似ている。それがこの劇団あるいは作家の得意分野なのかもしれないが、私の中ではマンネリ感が生まれはじめているのだ。たまたま私が観た作品がそうだっただけかもしれないが、この劇団のパワーが発揮できるテーマは決して限定されるものではないはずなので、もっと違った手法も観てみたい。

  • 満足度★★★★★

    懐かしさと、強さと、星と
    早くから予約の為、良席で目前でお芝居を見れて、迫力もあり、ほんまに面白かった。
    団地の舞台のセットがとても良い雰囲気を作っている。上の階はとても怖そうです。
    家族の優しさと、ブッチャーと、ヒーローたちと、懐かしい雰囲気も有り、完全に、やられちゃいました。
    面白いお芝居なので、思い返して何度でも楽しめます。
    これからも、ぜひぜひ関西でも公演してほしい劇団です。
    楽しい一時を有難う御座いました。

    ネタバレBOX

    記憶の中で、何処かで思い込みが入ったのか?、すべてが本当?
    弟が、わざと事故をしたのは、ぴかいちの強さを一番知っていたから?
    カンフーの先生、本当は誰、記憶が換わってるだけ?
    星は、見うしかけてただけと思う。
  • 満足度★★★★

    とてもよかったのです
    女優さんも男優さんもとても魅力的でよかったのです。
    エンターテインメントもおさえつつ、「やりたいことをやる」ところがとてもステキだと思います。
    更にクォリティを上げてぜひとも再演してほしい作品です。
    これからの10年もどんどん進化していってほしい劇団!

  • 満足度★★★★★

    元気が出ました。
    観ていて、観終わって、

    「俺もがんばろう」

    って気にさせてくれる、すごく暖かい作品でした。

    ネタバレBOX

    以前、『百千万 2008 改訂版』を観た時にはそんなに思わなかったんですが、

    歌がいい。
    帰り道についつい口ずさんでしまう、
    そんな、ミュージカルの醍醐味のような、
    親しみやすく、ぐっと来る曲が揃っていてウキウキ。
    菜月チョビさんの歌声にやられました。

    話がいい。
    子供の頃の思い出をごたまぜにしたような、
    おもちゃ箱をひっくり返したような、
    そんなにぎやかさと懐かしさの同居する舞台。

    ブッチャー(政岡泰志)が全部持っていったようなとこはあるけど、
    ハートに響く話。
    ラストがほんと見事で、ちょっと泣いちゃいました。

    昔のアルバム見返してみたりすると、
    当時の思いや夢なんかがそこには鮮明にあって、
    今の自分とどうしてもかみ合わない部分が出てきたり複雑な思いもあるけれど、
    昔の自分に言うとしたら、
    俺は元気でやってるよ、
    ってことなんだななんて。

    ほんと、懐かしい気持ちと前向きな気持ちとが同時にやってくる不思議な公演で、
    活動10周年にこの公演を出してきた劇団の心意気みたいなものにハートを揺さぶられるのでした。
  • 拝見しました。
    拝見いたしました。
    大変楽しめました。

  • 満足度★★★

    10周年
    東京公演の評判を聞いて、とても楽しみに思っていたのだけど。期待通りの部分と期待と違う部分と期待以上の部分と、ひっくるめて、観てよかったと感じる作品だった。
    10周年だそうで。あれから10年この先10年を思う。

  • 素敵な舞台でした
    普遍的なテーマをまっすぐに、そのひたむきさが心を打ちました。

    ラストのエモーショナルな演出はちょっと泣けました。

    根拠がなくとも「頑張れ」とか「期待してる」なんて絶対に味方でいてくれる人からの前向きな言葉は、暖かい気持ちにさせてくれるものです。

    歌の持つ根源的なパワーみたいなものを再確認させてくれる素敵な公演でした。

  • 色とりどりの舞台
    ふんだんに楽曲を利用していて、
    鹿殺しさん特有のパワーがみなぎる舞台でした。

    個人的にはあのマンションの使い方が絶品で!
    その視覚の贅沢に満足しました。

  • 満足度★★★★

    よかったです。
    元気をいっぱいもらえる公演でした。
    ○○周年公演というのはお祭要素が強すぎて内容はイマイチというのが多いよ思っているのですが、これは単純に楽しめました。
    惜しかったのは、円形舞台をあまり活かしてなかったかな・・・。
    もう少し演出の工夫が欲しかった。

  • 20100127
    。・`ω´・)ノ ラストは今まででいちばんすきです。サイドの席はけっこう見づらいかも。

  • 満足度★★★★★

    人生の素敵な応援ミュージカル!
     全編を流れる郷愁。何から何まで懐かしい。そして子供のころのあこがれのヒーロー。そう、子供のころのヒーローは永遠だ。

     売れない漫画家が劣等感を感じながらも、ただひとり自分を愛してくれた今は亡き母親への思いを込めて、今や壊されそうとする公団アパートを守ろうとして闘う。昔から落ちこぼれで、才能のかけらもなく、劣等感の塊だが、でも昔の思い出は光輝いている。そして思い出の中にはいつもヒーローがいた。

     登場人物は皆ブザマで不格好だが、愛すべき奴ばかり。観ているだけで勇気が湧いてくる。そして人生の応援歌。観終わった後、いろいろ人生つらいこともあるけど、でももう少し頑張ろうという気持にさせてくれる。

     音楽も素敵だ。そして、菜月チョビの声がとても魅力的だ。ノスタルジックなミュージカルを堪能させてもらった。

    ネタバレBOX

     バスケのシーン、ピカイチのはなったシュートは入らず、ボクシングのシーン、我らがヒーロー、ブッチャーは倒されてしまう。しかし、それでもめげずに、何度でも挑戦すればいいじゃないかというメッセージがとても素敵だ。
  • 満足度★★★★★

    良い
    初めて見る劇団だった。鹿殺しという劇団名から、また、いかつい男たちがたくさん並んでいるチラシの写真から、危険な匂いのする、男くさい、肉体派の、エネルギッシュな舞台を想像していた。エネルギッシュはエネルギッシュだったが、想像していたエネルギッシュとは少し違うエネルギッシュだった。強い男が、その強さを誇示しようとするエネルギッシュではなく、弱い男が、ダメな男が、悩み苦しみながら成長しようとするその過程が、歌やパフォーマンスなど、ありとあらゆる手段によって、エネルギッシュに表現されているのだ。
    それこそ、演劇という表現にしかできない、実に贅沢な表現だと思う。
    最後の方は泣きながら笑って、めちゃくちゃ感動した。
    円形劇場を出てから渋谷駅まで、本当はすごく寒いはずなのに、さっきまでの熱気のせいで、全然寒く感じられなかった。
    次の公演も必ず観たいと思う。

    ネタバレBOX

    まったくの初見で、予備知識みたいなものがなかったので、演じている人の名前などさっぱりわからなかった。ただ、丸尾丸一郎や、菜月チョビの名前だけは何となく知っていた。
    主人公の子供時代を演じているのは、ずいぶんと背の小さな男で、声も少年みたいで、一体どういう人なんだろうな、と思って見ていた。物語が後半部分に差し掛かったころ、これは男ではなく女なのかもしれない、と思った。そう考えると、いろいろ納得できる部分があった。
    最後に物語が終わって、その子供時代を演じた女性が締めのあいさつをした時、もしかするとこの人がこの劇団内の重要人物なのか、と思った。
    帰りの電車の中で、パンフレットをもう一度開き、ピカイチを演じていたのが演出もしている菜月チョビだと知って、あっと思った。 
    あの小さな体で、こんなすごいエネルギッシュな劇団を引っ張っているとは思わなかった。何だか、すごく感動した。
  • 満足度★★★★★

    素敵
    あったかくて、素敵な話でした。
    くじけてしまいそうな時、この話を思い出したら頑張れます。

    そして個人的に、すっごい嬉しかったことが・・・、それはネタバレBOXで。

    ネタバレBOX

    自分のニックネームが出てきてびっくり!
    「でっぱ」「のろま」と言われた子供の時代もいい思い出になりました。

    「シュートをはずしても、何回も打てばいい」に号泣!
  • 満足度★★★★

    電車の進化系!
    「電車は血で走る」との共通点が多く、どうかなと思いながら観ていましたが、今回は電車より一歩踏み出した進化系だと理解しました。

    音楽も良かったです!

    ネタバレBOX

    電車は、好きな道を続けるという決意表明であったのに対して、スーパースターはもう一歩進んで、あるかないかは分からないが才能を信じてプロとして生きるという決意表明だと理解しました。

    輝一(ピカイチ)がかばん一つで上京しようとする(推測)ラストシーンで確信しました。

    ブッチャーは、ブッチャーブラザーズのブッチャーさんがモデルでしょうか?
    若手芸人からの人望はあるものの、スターになれない芸人。

    ところで、「ブッチャーが目前から消えた」(もくぜんからきえた)という台詞、「ブッチャーが目の前から消えた」(めのまえからきえた)が正しいのでは!、気になりました。

    もくぜんというのは、もうちょっとで目的に達するという状況のことでしょう。大阪で、そのような表現があるのならお赦しを…。
  • 満足度★★★★★

    ピカイチの中のスーパースター
    鹿殺しの物語って毎回、回想劇的な香りのする芝居だ。しかしその香りは長屋の湿った匂いだったり、錆びた鉄の匂いだったり、雨上がりの土の匂いだったりする。登場する子供たちも下町の工場跡の廃墟で遊ぶのが似合う子らだから、なんとなく郷愁めいた懐かしいこころもちになるのかも知れない。だから、このような描写にこんなにも共感して時代とともに見えてくる将来像も嫌いにはなれないのだ。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    うどん屋に生まれたピカイチは団地に住んでいたが、この団地に大阪西宮幹線道路を通す計画が持ち上がり、行政から立ち退きを命じられる。父の経営するうどん屋は経営不振のため借金した挙句、借金取りに脅されていた。そんな状況の中、弟の舜一は中学一年で中学ボクシングのチャンプになる。

    「スーパースターは生まれた時から星を持っているんだ。相変わらず星を掴めない俺はドンキ・ホーテだ。」なんて思いながらピカイチは、おかんと交換日記のような交換漫画を描いていた。うどん屋の手伝いで忙しいおかんはピカイチと漫画を描いて交換することがゆういつのコミュニケーションだったのだ。そんなおかんもやがて不自由な体で入浴しようとして誤って溺死してしまう。あれほど父と弟に「おかんを看てて。」と言ったのに弟がボクシングの練習なんかに行ってしまうから。と恨めしく思う。

    そんななか、舜一は栄光の道を駆け上がるかのようにボクシングの世界で一世を風靡する。今や恐いものがない舜一は時々兄のピカイチのところにやってきては、漫画を描きながらも未だにうだつの上がらない兄にハッパをかけては帰っていく。ここで登場する漫画のキャラクターたちがアニメちっくで可笑しい。そして自らが描いたこのアニメちっくなキャラクターたちに励まされたり、同調されたり応援されたりするのだから、夏目漱石の「坊ちゃん」みたいで楽しいではないか!笑

    しかし、そんなピカイチにも春が訪れる。ヤンコミの編集者がピカイチの書いた「団地の超人ブッチャー」の連載を決めたからだった。ブッチャーはピカイチが小学生のころ、生乾きみたいな悪臭を漂わせながら、何処からともなくやってきて、何をやらせてもヒーローばりに事を成し遂げるピカイチのスーパースターだったのだ。しかし当のピカイチはそんな漫画を描いた覚えがない。覚えはないが描いた作家のフリをすればいい、なんてペルー(友人)に押されてその気になってしまう。しかし、順調にことが流れたのも第3話までで、それ以後は編集者の元に原稿が届かないという。慌てたピカイチは自ら原稿を描くが上手く描けない。

    そんなおり、おかんとの思い出の場所だった団地の強制退去命令が届く。かじりついてでも守りたかったこの家をあっけなく叩き出されてしまうが、段ボール箱の中にあった、おかんと初めて描いたマンガ、二人で描いたマンガが出てくる。それはまさしく「スーパースターブッチャー」だったのだ。その中でのスーパースターブッチャーは「何度倒れても立ちあがれ!」とまるでピカイチの応援歌のようにボクシングのチャレンジャーとして登場する。

    そしてピカイチは、これを描いたのは俺なんだ。とやっと気づくのだった。おかんのこと、マーチ(憧れの女性)とのこと、おとんに認めてもらいたかったこと、それらが自分の中で重なり合って自分自身の重心がはじっこに偏ってしまったみたいに、観る世界も偏ってしまったのだった。

    バスケのシーンが素敵だ。中学生のころを思い出して懐かしい。イザという時に一番大切な時にシュートが決まらなかった演出の仕方もお見事だった。シュートが外れたボールは鈍い音を立てながら床の上を弾む。やがてその音は小刻みに揺れながら、ピカイチの耳と言うより顔に音をねじ込むように響く。
    シュートが入っていれば・・!と落胆するピカイチに「たった一回シュートが入らなかっただけだ。何回だってシュートを打てばいいんだから。」とブッチャーが励ます。

    やっぱ、これ応援歌だね。団地の使い方や見せ方が上手い。天井から吊られた蛍光灯の仕掛けや、ダンボール箱をビルに見せた演出も楽しかった。そして何より、喜怒哀楽の全てが詰まっていた芝居だった。
    人生って大好きなもの(人)があるといいよね。エンゲキもそうだけれど、好きなものがたくさんできるといいな、って思う。

  • 満足度★★★

    全力疾走の舞台
    鹿殺し2回目です。
    前見た時は正直安っぽい美術と一発芸的な個人技のノリで勢いだけで進んでいく舞台に全く興味を持てなかったです。

    今回は青山円形劇場というステージを高さ、広さ、360度の視界全てを効果的に使っていて演出力がアップしてました。

    話も単純ながらも味わいがあって良いですね。

    ネタバレBOX

    ただ、やはり個人的にこの劇団は苦手なのだなあ、と感じます。
    一昔前の小劇場的なエンターテイメント演劇という感じでしょうか。

    演劇を見ているというよりショーを見ている印象が強いのです。

    アンサンブルを効果的に使ってバリエーションのある動きを見せていて良いのだけど、何か喰い足りないものを感じてしまいます。

    李さんのイベントは最悪。イベントとして成立してない。
  • 満足度★★★★★

    素直に感動しました!!
    3年ぶりに「鹿殺し」観ました。前回は「ばかばかしいことをひたすら真剣にやる劇団」という印象でしたが・・・、今回はとても感動しました!! うるっとしました!!

    ネタバレBOX

    無駄がなくシンプルで分かりやすい脚本、スピーディーな演出、よく訓練された俳優陣、どれをとっても素晴らしかったです。「ピカイチ君」とほぼ同年齢の自分にとって心に刺さる物語でした。そうですよね・・・「星を持っているか」どうか・・・20代の日々を悩みながら一生懸命に駆け抜けて、何が残るのか、何が見えるのか。それは努力とか才能とかあるいは巡り合わせといったものとは別次元に、その人の人生を照らし出してくれるものだと思います・・・。劇団旗揚げメンバーも「ピカイチ君」と同世代。きっとおのが人生の足跡が綴られていたんだと思います。感動しました!

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