満足度★★★★★
これはこれで仕方ないのでは
これはお芝居なのか、コラージュみたいなアートなのか判らなくなっちゃう。
外国とかで上演したということで、ストーリー性を廃したのかも。
ガギカッコ付の「舞台」ってことでしょうけども。
ただ、意味が良くわかんなかったですねえ。初めに娼婦役の女優たちが脱ぐんですが(ガードル。。ふふふ)、その意味がイマイチわからなかった。あれは必要性あったのかしら。
測量士が刺されて、死ぬ直前の意識の中の風景を描写した「コラージュ」だと初めに理解しないと、本当に意味が判らない、頭のねじが切れたような感じになりますね。
でもねえ、途中で女優さんがバタバタと倒れたり、痙攣したりするんですけど、「なんで?」ってなっちゃう。意味が判らない。普通、そんなに人がバタバタ倒れませんしね。なんか、セリフ言うの誤魔化してたり、ストーリー展開するのを省略したいが為に倒れちゃうんだと思えてしまいます。少しズルクネ?
(ほんとうは、原爆で亡くなったかたのイメージなのかと思うけども、、、)
そこは「こんなんでいいのか」と私も思いましたよ。
松田っていう演出家の方が台本書いたの?その人が死ぬときに見る風景がこの作品みたいな感じになるんじゃないのかな。
その松田さんの死ぬ前に見る風景自体が私にも理解はできませんでしたけど。とくに出会い系とか私はやりませんしねえ。
これだけは言っておきたいけども、舞台が汚すぎ。初めからごみためのような感じがしました。なんであんなに汚いんだろう。本当に脱いだもの脱ぎっぱなしだし、おもちゃやガラクタは無造作にほかりっぱなしだし。
遊んだらおもちゃは片付けるって子供のころに習ったでしょ!!プンプン!
大学で教えるより前に、片付けを覚えなさい!
満足度★★★★★
!!!???
声紋都市に続いてマレビトの会2回目の鑑賞。謎ばかりだけれど、なぜこんなに自分が見入っているのかと自分に問いたくなるような感覚だった。前半は若干の眠気と格闘。まるで難しい小説を読んでいて疲れてきちゃうような感覚。でも、急によい台詞だったり、なんか惹き付けるような発見があってさっきより素早くページをめくる自分がいた時の感覚。終わったあとはいつのまにか夢の中で漂っているような感覚だった。とにかく感覚で楽しんでしまった。でもその中に混在する意味合いが気になって、後を引いて仕方がない。深い。海外でも上演されている作品だが、海外の人達はこれをどのように見るのだろうか。日本人でも謎が多いから、この感覚的高揚は万国共通なのかもしれない。
とても「海と日傘」とかを書いた人の作品とは思えないけれど、やはり凄いと思ってしまった。
満足度★★
終演後なにに拍手してたんだろう
終演後なにに拍手してたんだろう。お義理で?
わたしのような者には、あいませんでした。
色々物事を知っている含蓄のある方が観るとまた違うのでしょうね。