公演情報
「『怪人二十面相』」の観てきた!クチコミ一覧
満足度★★★★
役者の身体、テキスト、美術、音楽…。その配合が相変わらず素晴らしく、五感がざわめく舞台でした。ただ、テキストのレシはもっと丁寧に。要所が省かれていて話が分かりづらい。
満足度★★★★
鑑賞日2019/08/01 (木) 19:30
座席17列
この怪人二十面相、変装ではなく、変化するらしい。入れ替わりなのか、性別はどうなっているのか。「陰獣」の要素を取り入れながらの、明智と二十面相との対決は、ともすると「黒蜥蜴」を思わせる、一種倒錯した恋愛模様も描き出す。スクエアな舞台を縦横に使いながら、緩急を織り交ぜた活劇であり、対話劇。
「財産没収」「悪童日記」と3作通し券、堪能させていただきました。
満足度★★★★
思い出すのは自作自演の探偵団ごっこも懐かしい、ポプラ社『少年探偵団』シリーズに魅了された小学生の頃。
そしてシリーズ全巻を読みつくし、その勢いで文庫本にまで手を伸ばして、いきなり危ない香りのするエロティシズムをどこまで理解していたのは定かではないが(笑)乱歩ワールドへの更なる深みに.。
その時に頭に広がっていたビジュアルイメージは自分だけのモノであって決して具体的なカタチで見る事はできないのは重々承知ながらも、どうにも惹かれてしまうのが乱歩の世界。
でもっての本作。
「子供の頃、誰もがワクワクしながらページをめくったあの興奮はそのままに」の謳い文句に対して・・・確かに、なんか分かる!どこか共鳴できる!
ビジュアルイメージは劇団さんに一任するとして、素晴らしいと思ったのが何とも形容し難い妖しく美しい駆け引き渦巻くワクワクミステリアスワールド。
怪人二十面相の人物像は「謎」と「闇」が一層増して大人バージョンといった趣であり、ちょっとだけ登場する少年探偵団の微妙な存在感も絶妙。
本来書籍では相交わらない作品同志(子供向け作品と大人向け作品)のエッセンスが不思議な構成力で・・・正攻法のストーリー表現では決して体感できない世界観がまさに唯一無二で魅力的でした。
ずっと大人になってから『怪人二十面相』をこんな風に美味しく咀嚼できるなんて、やっぱり生きていると得するものだなぁと(笑)
満足度★★★★
観劇過去2作品のみだが期待を裏切らず、流麗な動きとドラマの文脈を示唆する華麗なアンサンブルが、目の前に展開していた。
が、アゴラの最上段最奥で条件悪くもあっただが、隣の迷惑客のために理解は半減、終演に向けての高揚も(あったなら)味わい損ねた。
怪人二十面相。恐らくは一編のストーリーを組み立てる形ではなく、江戸川乱歩のこのシリーズの何に着目し何を抽出して呈示するか。それを見極めるには一定密度の集中を要し、特に数少ない台詞の場面がその大きな手掛かりである。初日ゆえか役者たちは若干甘噛み気味もあって、台詞を聞き取るのに懸命だったのだが、、隣は相撲観戦でもするかのように落ち着きなく、注意を殺がれる事度々。初め音が気になり次に態度にムカつき、どのタイミングで空咳をかますかも読めて来るとお手上げであった(自分の神経を制御し難いのは免疫反応=花粉症に似て始末が悪い)。
これしきでは収まらないので後日詳述。