公演情報
「男女逆転〈マクベス〉」の観てきた!クチコミ一覧
満足度★★★★
ワンツーワークスを観る頻度もやや上がって来たような。今回は「マクベス」である。黒澤明『蜘蛛巣城』を含めると結構な回数この悲劇を味わって来たが、はっきり言って好きである。そして今回の舞台はこの作品の勘所はきっちり押えて、嘆きの言葉さえ聴く者を酔わせ、激情をかき立てる終始緩む事なき悲劇な物語に浸らせてくれた。
経験の浅そうな若い俳優からベテランと思しい俳優まで、それぞれ役割を果たしている。次のシーンや行動へ弾みをつけるための抜かりない動機の仕込みがなされ、思う通りにボルテージを高めてくれるのを快く味わいつつ、悲劇的情緒に心を燃やすという、こういう罪な娯楽もないかも知れない。が、こいつが人間というものと自覚すべし。
満足度★★★★★
鑑賞日2019/06/23 (日)
恥ずかしながらシェイクスピア、そして「マクベス」、初見でした。古典って避けてきたこともあり、全く物語も分からずに観劇。
男女逆転っていうのは、観てわかる。女が剣をとり、国をまとめ、男が家を守る。単純に逆転しているっていうだけでなく、それぞれのキャラも際立ってて迫力もあり、恐ろしさもありですごく楽しかった。これぞ演劇!って感じ。時間制作の田名瀬くんがワンツーに出るっていうのですごく興味を持って観たけど、田名瀬くんは頑張ってた。けど、ワンツー、やはり実力者を揃えてきてるし、演出も一筋縄ではないので多少のまれてた感があったかな。バンクォーを演じた小山萌子さんに見入った。
もう1度観たいと思わせる舞台でした。
満足度★★★★★
2回目。前回とは反対の位置くらいの席で見ることができました。舞台セットはほとんどないのでその点ではそんなに違うことはないですが、森が迫ってくるのが前回よりよく見えました。アフタートークでも話されていたように、階段状の舞台を走り回るのは大変そうです。そのほかにも面白い話が聞けました。制作さんの対応も良くてありがたかったです。
余計なことは考えずに「そう言う世界のお話なのだ」と思って見た方が面白いですね。
満足度★★★★
鑑賞日2019/06/21 (金) 19:00
逆転するのは性別ではなく、その役割。
つまり女が戦い、男は家を守る。
冒頭から武器を手にした女性たちが登場、斬新な感じはするが
若干の物足りなさは、いかんともしがたい線の細さから来るのかも。
魔の者の動きなど演出が面白く、目が離せないシーンが多い。
ワンツーワークスでまさかの殺陣シーン。それもマクベスでしかも男女逆転!セリフ回しがなんだかとっても心地よかったです。女は自分の大切なもののためには戦うけど、天下を取りたいとか世界を征服したいとかは思わない、なので戦争なんてしない・・・と信じているのですが。男にそそのかされたらわからない?
あまり若くはない女性陣がかっこよかったです。
実演鑑賞
満足度★★★★
小田島雄志訳に王を女王に変えるなど男女を入れ替えるに必要な変更だけをしたもの。魔女も男になっているが、人数は倍増してパワーアップしている。すぐに分かる違いはそれくらいか。
演じる方も観る方も、男女を逆転することによって、何か化学反応が起こることを期待しているのだろう。しかし私には良くも悪くも、普通のマクベスであった。