GE14 マレーシア選挙 公演情報 GE14 マレーシア選挙」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.5
1-4件 / 4件中
  • 満足度★★★★★

    選挙区を知って偉業の大きさを認識しました。

    ネタバレBOX

    マハティールが首相に返り咲いたあのマレーシア総選挙の様子を、今回初当選した国会議員ファーミ・ファジール氏と彼と親しい山下残が熱く語るという企画。

    敵対する側の大物政治家が立候補するため、別の選挙区に鞍替えした政治家の後釜として、秘書だったファーミ・ファジールが立候補することになったいきさつを知るにつけ、前政権の私物化した政治への憤りが鬱積したこと、マハティール人気が後押したことは確かでしょうが、易きに流れた根性なしの先見の明なさのお陰とも言うべき一つのチャンスを活かし切ったファーミ・ファジール氏に拍手喝さいを送りたくなり、大いに拍手しました。
  • 満足度★★★★★

    観劇は過去一度だけであるが十分にインパクト有り、舞踊というカテゴリーを文句を言わせない着想で拡張し続け、ついに舞踊でさえなくとも観客に飲ませてしまう山下残が今回何を見せるのか。なぜマレーシア選挙か。超気になって出掛けた。
    素材は一年前政権交替を起こした選挙で、映像もドキュメント、出演者まで当人という特殊な出し物だ。ファーミ・ファジールの出で通訳に付くのが青年団の松田弘子でこれが「出来る」故のオファーなのか俳優としてのチョイスか判らない(恐らく出来るんだろうが「実は全然喋れなくて」とかヒネリも有りな雰囲気)。

    ドキュメント素材をパフォーマンスとして見せる形態に演出家・実演家「山下残」の名前が光るが、マレーシアの国政選挙への着目にも(縁もあったにせよ)山下残の影が見える。選挙運動の紹介だけをやっておりその事で舞台は完結しているのだが、我らが無名候補ファジール(アーティストでもある)の選挙活動の帰芻に関心が高まるだけでなく批評性を帯びて身に迫ってくる。彼の当選と、マレーシアの建国以来初の政権交代の実現の中に何があったのか、読み取る材料はそのプロセス。観客はその経過に身をおいて歴史的事態へ突き進む高揚に浸り、迎えた結末に揺さぶられている。
    我が国の選挙、即ち政治状況の体たらくが過るが、人が何かに気付き動き始めるきっかけというのは意外な場所に眠っていてその日を待っているのかも知れない。
    斬新かつ確かな仕事。

  • 満足度★★★★

    貴重な疑似体験だ。情報として結果は伝わってきても、現場を知るにはこのような機会が必要だ、この人は政権が続けば首相になりそう。

  • 満足度★★★★

    ■約105分■
    マレーシア国民がかつての長期政権にどんな不満を抱いていたのか、その説明が不充分な印象を受けたものの、ファジール氏の選挙活動がマレーシア独立後初の政権交代へ向けて日々過熱していく様子が生々しく伝わってきて、つかまれました。
    ただ、せっかく成った政権交代を数年でまたひっくり返されるという苦杯を舐めた身として、観ながらどこか冷めた気持ちを拭えなかったのも事実。どうか、マレーシアが日本の轍を踏みませぬよう…。
    生登場したファジール氏は、生き生きとして明るく、ユーモアも豊かな、じつに魅力的な人物でした。

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