SOLITUDE (本年度劇作家協会新人戯曲賞最終候補選出作品) 公演情報 SOLITUDE (本年度劇作家協会新人戯曲賞最終候補選出作品)」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
1-6件 / 6件中
  • 満足度★★★★

    引き込まれた終盤
    ぞくっとしそうなオープニングから、話が現在に飛ぶので、途中ついていけなかったが、終盤の追い込み方は、ものすごく集中出来た。

    ネタバレBOX

    過去の夫婦のシーンがよかった。
    プロローグ的なものと終盤の繰り返されるシーンに、一気に引き込まれる感あり。
    おかげで、10円玉を拾っていたシーンすら、悲しみがよぎる。

    舞台として、見れて良かったな。
  • 満足度★★★★

    面白かったです。
    お母さん役の齋木さんのリアリティのあるお芝居がすごく印象に残りました。
    セットも素敵だし、空間の使い分けもいいなぁと思いました。

    他の方がおっしゃっていたように照明での空間の表現、思考の表現が素敵でした。今回はちょっとした縁があって干渉させていただきましたが、他の作品も是非見てみたいと思いました。

    ありがとうございました。

  • 満足度★★★★

    結局、大楽も観ることに…
    (伏字部分はネタバレBOXに)
    いきなり***という幕開けと20年近い歳月を経て*******設定は意外だったが、根底に流れるのは************************系なのがやはりここの作品。ラストシーンの照明の色合いのあたたかさも象徴的。
    あと、下手に「現場」、上手に居間、その間に屋外を配した装置は昼と夜が同居しているルネ・マグリットの「光の帝国」の如く、異質のものがシームレスに融合しているような気がする。

    ネタバレBOX

    夫殺害という幕開けと20年近い歳月を経て死者の声が届く設定は意外だったが、根底に流れるのは時空を超えて肉親の声や想いが届く肉親愛・親子の絆系なのが
  • 満足度★★★★

    ホッとしました。
    最初劇場に入った時、舞台のセットがいいなぁと思いました。
    そして公演は舞台が三つに分かれていて、それを効果的に使っていてとても良かったです。
    話は良くできているなぁと思いました。でも夫婦の関係が悪い方向に向かって行く緊張感と、夫婦の心の苦悩がもっと表現できれば更に良い作品になっただろうなと思いました。
    役者さんはみなさんとても良かったです。安心して観れました。
    最後は親子の関係がどうなるんだろうと思って観てましたが、お互いに微笑んで終わってホッとしました。
    さすが2008年日本劇作家協会新人戯曲賞の最終候補作に選出されるだけはあるなぁと思いました。

  • 満足度★★★★

    鮮明な舞台空間!
    観劇させて頂きました。本作品はハードボイルド作品とのことですが、個人的にハードボイルドの文学作品は数十年前に読んでいただけなので、かなり古い作品しか知らないのですがフィリップ・K・ディックの一連の作品に近い感覚のものも感じられましたが、なにぶん古いものしか知りませんので自信がありません。しかし、物語的には非常に興味深いものがありました。そして、もっとも印象に残ったのは抜群のライトの使い方でした!舞台上の光景のワンシーン・ワンシーンが実に鮮明に脳裏に焼き付きました!光と影の色彩感覚が微妙なところまでもが舞台上で表されていて、その光景がハッキリと思い出せます!しかし、この作品の作品構成は落合さんの発案なのでしょうか?落合さんのことが頭にありました自分としては開演後しばらくして即興集団E.D.O の作品構成手法だと気づき最後まで楽しめましたが、終演後隣に座られていたまだ若いカップルの方々が「話がよくわからなかった」と話されていたのが少し気になり、11月の「LongForm Project 2」の観劇記を書かせていただいた時に即興集団E.D.O の作品構成手法について少しふれさせて頂いたのですが、これから観劇をされる方で普段あまり演劇鑑賞をされていない方のために、あらためてもう一度書かせていただいた方が作品をより楽しめる気もしますし、逆に楽しさが半減してしまいそうな気もして悩んでしまいますが、もし本作品の評価が分かれるようなことがあればその点からなのでは?と余計なことと思いますが若干危惧しております。

  • 満足度★★★★★

    ビンゴ♪
    新人戯曲賞ノミネートも納得、面白い。自分的にはかなりツボな内容でした。
    劇団初のハードボイルド風とのことだけれど、ハードボイルドサイコスリラーだった。

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