満足度★★★★
フジタさんと窪寺さんの共作だけに何が出てくるのかわからない中で
そう来たか!なるほどね!と
伏線もワードも小さな小屋いっぱいに膨らんで満ちて
そんな風船の中で何かが割れるのを待っているような作品だった
満足度★★★★
鑑賞日2019/03/18 (月) 15:00
価格2,300円
小学生時代に埋めたタイムカプセルを開ける約束の日、中を見られたくない井浪は何時間か早く来て先に掘り出すが、何故か牧原も早く来ていて……という出だしからワン・シチュエーションのオーソドックスな二人芝居と思いきや、終盤で複数の意味でぶわっと広がる「熊手構造」。
「どこにつながるの?」と思っていた回想場面や何やら隠し事をごまかしているような牧原の言動、会話に出てきた好きな映画のタイトルなどを伏線としてファンタジー要素も加えた怒涛の展開(笑)となる終盤にホント、ヤラれた。(笑)
それにしてもここのところ二人芝居が多いな。今年前半の小劇場のトレンドは二人芝居かもなぁ。(半ば真顔)