ひまわりの見た夢 公演情報 ひまわりの見た夢」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.5
1-17件 / 17件中
  • 満足度★★★

    鑑賞日2019/06/04 (火)

    ひまわりの見た夢「ワスレナグサ」115分休憩なし。
    先週の「re-act」を観ずに「ワスレナグサ」を初めて観たとすると、非常に良い作品だったと思うのだが。
    「ワスレナグサ」に、先週の「re-act」のAnother Storyを期待して別の物語を求めてきた私としては、ちょっと肩透かし。重複シーンが、全体の6~7割あった感覚。「re-act」で張られた伏線の回収自体は、とても鮮やかではあるものの、その伏線そのものが物語全体の解釈に、劇的な変化をもたらすか・・・というと、そこまでのものではないままで。別に、re-actとワスレナグサと、分けなくても、一つにまとめてよかったんじゃないかな、の作品だった。

  • 満足度★★★★

    【ワスレナグサ版】観劇

    ネタバレBOX

    基本、ヒモ男のシーンが加わっただけのre-act版とほとんど同じ内容の作品。

    親のエゴが招いた悲劇という面では感動しますが、特に目新しいところがないとなると、リピートを誘う詐欺にも思え残念でした。

    占い師が登場した瞬間、そのインチキ性故にテンションが下がり嫌気がさしました。殺された妹の友人の彼氏の正体は明かされないままでした。
  • 満足度★★★★★

    家族なんだから大丈夫・・・じゃないんですね。家族同士だと照れがあったりして伝えられなかったり、言わなくてもわかっているはずと思ってしまったり。本当の気持ちを伝えていたらと思うと悲しくなりました。

  • 満足度★★★★★

    「ワスレナグサ」より
    濃密な、濃度の濃い時間でした。
    欠けていた、家族みんなが、向き合わなかった、気づこうともしなかった問題に、やっとたどり着いた時、大事な物はかけがいの無い存在になっていた事に、気づかされました。
    壊れる事さえ許されない、息苦しさは、どんな夢を見させてくれるのでしょうか、と問い掛けられました。

  • 満足度★★★★★

    【re-act版】観劇

    ネタバレBOX

    2006年12月に起こった、歯科大学を目指す三浪中の兄が妹を殺害した事件をモチーフにした話。

    歯科医になることが自分の夢だと思い込んでいましたが、実は親の夢を実現させることが自分の夢だと思うように両親から仕向けられていたことが分かりました。歯科医になることが簡単ではない以上、方向展開させるべく親が動かなければなりませんでした。

    ただ、妹の恋人が真相が分かったなどと言って解決編が始まったのは唐突過ぎました。

    どの世界でも言えることですが、親を越えることはたやすいことではなく、みんなが親を越えていたらこの世は科学的にも芸術的にも超未来の世界になっているはずです。そんなことはないのですから、安心して凡夫で生きて良いと強く言いたいです。

    妹の気持ちを理解して、家族に色が戻ったのは良いことでした。終演後の舞台挨拶では、再び家族の色が白くなり、また闇の中に陥ってしまったようで、ワスレナグサ版が楽しみになりました。
  • 満足度★★★★★

    重く色々考えさせらるテーマでした。加害者と被害者が家族の場合残された他の家族はどう生きればいいのか、戻ってきた加害者にどう接すればいいのか・・・本当に難しい。色の無い家庭の中で唯一妹だけひまわり色の黄色の服を着ているのがインパクトがありました。お気に入りの女優さんの井上晴賀さんがコメディ以外の舞台で見れたのが嬉しい。

  • 無性に怖くて、息苦しくて、客席から逃げ出したくなりました。長男がテーブルに腕をついて妹の友達に話しかけるシーンが一番怖かったですね。舞台右側から観たので後頭部しか見えないのアングルだったのですが、それがより一層私の中で際立ちました。一体今どんな顔して話してんだよ、怖-よ、と。
    折り紙や水音、ラストシーンの服の柄とか、わかりやすすぎて逆にわかりにくくなっていたような…というかアイテムの印象が強過ぎて…伏線の回収ばかり気になってしまいました。

  • 満足度★★★★

    非常に重いストーリーに、何と言えばよいのか分かりません。実際に起きた事件について、改めて考えさせられました。役者さん達の演技は、とても良かったです。猟奇的な加害者に対し、ラストが綺麗すぎるような印象がありましたが、観応えがあり、深く考えさせられる舞台でした。

  • 満足度★★★★★

    司法では裁ききれない心の罪...それを死者の視点で冷徹に見詰めた感動作。
    兄・妹が加害者であり被害者という家庭内殺人、その重く苦しい心情を重厚に描いている。
    (上演時間2時間)【ひまわりの見た夢~re-act】

    ネタバレBOX

    セットはダイニングでテーブルと椅子が置かれている。全体は上手側と下手側に衝立風の壁、上手側に2~3段の階段があり別室への通路、下手側は玄関といった造作のようだ。この舞台美術と衣装が物語の沈鬱な雰囲気を醸し出す。まず白い壁、白いテーブルクロス、この家の両親、姉、弟の上下服は白色。一方、後景が暗幕、床は黒で室内全体が鯨幕のようだ。
    この公演は舞台美術や技術に工夫が施され、例えば暗転時に不気味な音-水に石を投げ入れた時に聞かれる”ポチャ”、不安を煽るような波照射など落ち着かない雰囲気を漂わす。

    物語の結末は”そんなこと”という理由で終えるが、そこに潜む家族と本人の問題。それはどこの家族でも在りそうな、そんな身近で些細な事が大事になるという危うさ怖さを垣間見せる。知らず知らずに刷り込まれるような、そして本人はそれが自らの夢と思い込む。その錯覚は真面目なほど強迫観念になる。案外良い子になりたい-両親の期待に添いたいと思う気持ち、一方両親も自慢の我が子になる。そこに解り合えたと思う錯覚、思い込みが家族ゆえに表面化せず悩ましい。そこのところを実に上手く心情描写しており見事だ。

    殺された末妹は、家族の期待に背き自分の好きな道(大学)に進み、兄も自分の好きな夢に向かって歩くよう説いている。それが煩わしくなり、自分自身を見失いといった衝動殺人(事後は冷静に切り刻む?)のようであった。それを兄(生きている者)の将来を慮かり末妹の素行の悪さを司法の裁きで陳述する。その結果、懲役12年の判決、服役し出所してきた。加害者家族になるか被害者家族の立場になるか、その二者択一を迫られた家族が選んだ道は…。

    物語は末妹と付き合っていたジャーナリストが、事件に潜む闇、家族の娘に対する仕打ちを糾弾するような形で心の闇、事件の真相(原因・理由)を暴く。恋人(娘)生前は向日葵の髪飾りを付け、生死の区別をする。好きだった花-向日葵は「自由と正義」の象徴としてラストシーンに引き継がれる。そして真相(深層)が明るみになった時、家族の衣装が色彩あるものへ変化するという細かい工夫も好い。そして過ちを犯した者は紙屑になり、皺くちゃになった紙は元に戻らない。食事シーンや心の在りようを”紙”を利用して表現するところも上手い。役者陣は熱演、ほとんど室内という空間における濃密な会話劇は観応えがあった。
    いくつかの疑問は、次公演(次週)で明らかにするという興行的?な観せ方か。上手いな~。
    次回公演を楽しみにしております。
  • 満足度★★★★

    重いストーリーです。それだけに自分の中でいろいろな感情が交錯しており,観劇の感想もまとまっていません。後半戦のワスレナグサ,これを観てから考えをまとめてみたいと思っています。食事のシーン,折り紙,紙屑,演出はストーリーを現わし引き立たせていると思いました。

  • 満足度★★★★

    <A:re:act>を観劇
    ・・・5年前の再演+αだそうで・・・
    重い・重いよ~と感じたんですが
    まぁ生きてゆくことは
    こ~ゆ~ことかなぁと思えた作品でありました

    スズメさんはアンケート用紙は台&ボールペン付きです

    で今作は いつもの前説ドンドンをやらずに
    水滴の音をぽつんぽつんとBGMにしてました

    100分予定の作品~終演後に撮影タイムありでした

    ネタバレBOX

    舞台セットは居間をメインに綺麗に作ってあり
    天井の明かりは透明な半円球のドームに照明を当ててる
    ユニ~クなつくりでした

    紙をメインとした抽象として使用し
    食事とかも紙を使用しての表現でした

    基本皆白くて
    ラストに色が付くという
    映画「インディ・・」の魔宮の伝説みたいな演出でしたわ
  • 満足度★★★★★

    実在の事件調べなおしてしまいました。とても丁寧に、心の動きも演じておられてとてもよかったです。とても難しい問題ですが、観劇させていただいたお話しのように再生に向かうといいななんて思いながら見ていました。

  • 満足度★★★★★

    殺人を犯した者は紙くずになるんだ。どんなに伸ばしても伸ばしても元に戻らない紙くずに。紙くずは時間の象徴とも思えました。戻らない時間。そして・・・

    ネタバレBOX

    家族の服が皆白いのは、色(本当の気持ち)をなくして、もしくは隠してしまったからでしょうか。お互いの気持ちをさらけ出した後、家族はそれぞれ色がある服になっていました。これらの演出が面白かった。色のある服を着た家族には、食器(食後みたいなのでコーヒーカップだけでも)を使って欲しかったです。
    いろんな謎を残したままのお話なので「ワスレナグサ」を見てから再度考えたい。
  • 満足度★★★★

    ひとつの家庭内に、加害と被害とが同居するという、非常にデリケートな問題を、劇としてていねいに創りあげたという印象です。台本もそうですが、役者さんが、それぞれの「読み込み」を深めているようで、みなさん好演であったことも、いっそう充実させた劇となっていたように思えました。見はじめたときは、「どう終末を迎えるのか」と心配していましたが、登場人物1人ひとりに光を与えてくれました、重苦しいもの一辺倒にさせなかったことに安堵。すてきな劇をありがとうございました。

  • 満足度★★★★★

    被害者の家族。加害者の家族。その両方を背負わなければならなくなった家族。辛い話でした。この事件を新聞で見た記憶が徐々に戻り辛さと切なさが入り混じりました。役者さん熱演でした。

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2019/05/29 (水) 19:00

    ひまわりの見た夢「re:act」97分休憩なし。
    初演の映像を、観劇三昧で観て好きになった作品。実際に起きたある殺人事件を下敷きに、加害者側と被害者側の断絶や、家族の絆の表現が秀逸。社会派と呼ばれる、雀組ホエールズらしい作品。登戸で発生した痛ましい事件を、時折、想起せずにはいられなかった。

  • 満足度★★★★★

    とても難しい題材、家族の重くて悲しい舞台でした。この再演、初演を観て居ないのですが、再び投函する長い手紙とあるだけに、訴えかけるものが多々あります。誰が悪かったんだ?誰もが悪かったのか??簡単には感想が言いにくい、きっともう一つの話、ワスレナグサを見たらきちんとわかるのかもしれない。必ず観て心に刻み込みたい。

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