満足度★★★
女優陣は良かった
古田新太さん、カミカミであまり上手じゃなかった。安田成美さんは、ゲストレベルの出番で、とても主役級とはいえず、宣伝と違うかも。でも、映像を使った演出などはやはり面白い。
満足度★★★
覚悟していたが、それでも長い
事前に調べたら5幕25場の大作と判明し、休憩込み約3時間半という情報も得て覚悟していたが、それでも長い。
携帯電話など現代のアイテムも時折登場するが基本的に極めてオーソドックスな演出はじてキンの『マクベス』よりもずっと原典に忠実で(推測)、史劇であるがゆえ娯楽要素が控えめなこともあり子供の頃に大河ドラマに対して抱いたものと同質の堅苦しさを感ずる。
また、日本で言えば「史実に基づいた時代劇」に当たるのだろうが、それと比べて合戦・戦闘などより謀略が多くてダイナミズムに欠けるのもその要因か?
満足度★★
何だろ
過去に、蜷川幸雄の「リチャード三世」を観ていますけど
まぁ、正直、ひどいな。
同じ題材を異なる表現法であらわすのは全く構いませんし
だからこそ描きたいものがあると思うんですが、
そこに「想い」が無いように感じました。
セリフは軽い、設定は打算、表現も安直・・・
今回の役者さんの中には、正直発音、発生が良くない方々が多かったのではないでしょうか?
劇団四季に代表される方々のそれと比べると格段にレベルが落ちますね。
後方では非常に聞きにくい部分が多々ありました。
流石新感線、というところを観たかったんですが、、、
商業主義に押し流され魂を売ったんじゃないでしょうか?
全体的に安っぽくなっています。
S席1万円ですが、この中身では高いと言わざるを得ません。
なお本日千秋楽ということで終演後、節分も近いということで
豆のお菓子を投げてましたが、
ほぼ1階の前列ばかりに投げられて、ちょっとシラケ気味。
満足度★★★★
エドワードとかリチャードが多すぎ
『リチャード三世』赤坂actシアター観てきました。
休憩20分込みで3時間半の舞台、
やっぱり観終わった後はどっと疲れが・・・
それに史実を元にしてるとはいえ
名前がエドワードとかリチャードの人が多すぎ!ややこしー。
第一部
このながーい作品をモニターや字幕等を使いながら
コンパクトにしかも分かりやすく
伝えようとする演出の苦心が伝わってくる。
でも、あの量の台詞をあのスピードでやられると
観ているこっちも息苦しくなってしまう。
(もちろん、演じてる方が100倍大変だけど)
第二部
分かりやすく疾走感もあり、
気持ちよく観れる。
全体としては
衣装を含めカラフルでポップな作り。
最初は違和感を感じたが、後半は慣れてきて普通に観れる。
出演者については
古田さんも良かったが
マーガレット役の銀粉蝶さんの演技が圧巻!
あと、小さい方の皇太子(役目なんだっけ?)の子おもしろい。
アン役の安田成美さん意外と出番少ない?
次回の『蜉蝣峠』も期待!
満足度★★★★
鴻上さんも観てた日
場面の展開のさせ方など、演出力はさすが!と思って観ていましたが・・・
皆さんのご意見同様、長い!!の一言に尽きますね~
・・・しかし・・・
無駄な場面転換や、過剰な遊びのせいで伸びてる訳ではなく、元々の台詞の詩的表現が長ったらしいのでは?と・・・
つまり、演出が悪いのではなく、脚本が長いせいでは!?
いのうえひでのりさんのせいではなく、シェイクスピアにダメ出しするしか解決方法は無いんじゃないのかな~(^^;)
あえてシェイクスピアをストレートに上演する事に演出判断(挑戦?)したのか・・・それともプロデューサーの意向なのか・・・
メインテーマっぽく使っていた曲がかっこ良かった!
洋楽詳しくないんで誰の曲か知らない(^^;)知ってたら教えて下さい!
満足度★★★
現代風なの?
後半は新感線テイストばっちりでとても楽しく見入ってしまいました。んーもっと悪人ぷりがでても良かったかも。しかし、女優さんたちのパワーがすごかったなぁ。
あと、どうしてあの席料であのキャパがいっぱいになるのか!しかも連日…これは考えなければ、、、(笑)
満足度★★★
良い意味でも、悪い意味でも軽い
休憩を含めて3時間半。ビジュアル的にはかっこいいし、見せ方もとても上手いし、個々の見せ場は多いので、時間の割にはストレスを感じずさらっと観る事が出来ました。特に、銀粉蝶さん、三田和代さん、久世星佳さん、3人の女優さんの演技は素晴らしかったです。
その一方で、見た時間の割りに感情に訴えかけてくるものが少なく、特に前半はほとんど心が動かされることがありませんでした。シェイクスピアの戯曲をストレートにといえば響きはいいのかもしれませんが、始めに古田さんありきで、作品の芯になる明確なプランがなく、場当たり的に対応していたことの裏返しだったのでは、という疑問を感じます。
面白かったけど、作り手がこの作品で何を伝えたかったのか、どんなリチャード像を描きたかったのかが最後まで見えて来ず、自分の中ではその点に、ものすごくフラストレーションを感じてしまいました。
満足度★★★
前半いまいち後半面白い
ベテラン組のセリフ回しは音楽的でたっぷり酔わせてくれるのだけれど、古田氏は声はいいのに語尾が不明瞭だし、あまり酔えない。だから会話中心の前半がいまいちに感じたのかも。
二幕の銀粉蝶・三田・久世のやりとりは鳥肌モノだった。古田氏も彼女たちのように会話で魅了させてくれたら満足できたのにと思う。
ラストはいかにも新感線な盛り上がりでよかった。