満足度★★★
Hula-Hooper『光る女』を観た
ぶっちゃけ元大人計画の宮沢紗恵子見たさ!で行った。
脱力系の舞台だった。
一年前のオレだったら、「流行の芝居だな、ふむふむ」と思ったろう。
でも今のオレには、芝居の全ての要素が足りなく感じた。
何かもっと出来る部分を、脱力系だから?こういうセンスだから?サブカル的なものだから?と
いった理由で挑戦すらしてない風に見えた。
宮沢紗恵子は、大人計画よりもこういう芝居をやりたかったのだろうか?
プレッシャーから解放されたのだろうか、前以上にキレイにはなっていたけど。
観劇後、新宿へ。
紀伊国屋6階の演劇コーナーに向かうと、
手前に唐十郎を特集した小さなコーナーがあった。
数冊手に取り中の写真を見ただけだが、内容をどうたら言う前に熱さを感じるものだった。
過去に一度唐組を観たが、一つの伝統芸能として観てしまった。
先入観なしでもう一度観に行こうと思う。
オレの大好きな大人計画も訳が分からない作品から始まっている。
精錬されたり客や世間の思考が変わった結果、今の姿になってはいるが。
もっと変なものや特異なものに触れないといけないと思った。
そうすることで今やりたい芝居をもっとよく出来るはずだ。
満足度★★★
根っこの部分はいつもどおり?
女子の気持ち・女子の関係を抽象化し、SF的な空間に再構築するのが狙いかな。
ところどころ抽象化しきれていない部分があり中途半端な気も。難解でもいいから徹底して抽象化したほうがよかったと思う。
あと、難解かつ淡々としているので眠くなるという感想には同意。難解なりにスリルとサスペンスがほしかったりかも。
パヒュームのダンスはかわいかったな♪