満足度★★★★
いいですねー。公演から一週間経つとほぼ内容が脳内から消失している舞台はなかなかの強者。
ステージと客席も同化して箱全体が舞台のようで楽しかったという感覚だけが残っている。
ある意味、超越的に面白い舞台なのかもしれない。
次回作にも大きく期待!!
鑑賞日2018/12/28 (金) 13:00
価格0円
13:00の回(快晴)
12:30受付、開場、奥が客席、で、黒い布で舞台を覆っている、それは役者さんが手で支えているという極'人力'技。
その手前、上手で柱に寄りかかっている...「島田くんが寝ています~」と。
こちらは初めてなのですが、長谷川まるさんが出ているので観に来ました。長谷川さんも在学時の2012/4「MOMOS」からですから意外と長いです。
後でよく調べてみると(こりっちでお名前から検索)
五十部裕明さんは「鮭スペアレ」でしたね、よく似ている人もいるもんだと思っていましたが...。ということで、横濱りい子さんもBUoYでハープを弾くのを観ました。
新名亜子さんは観覧舎の「回帰熱(2015/1)」、643ノゲッツー「小さなエール(2012/10)」でしょうか。
12:54五十部さんから照明のリハーサルをしますのでと案内、写真OKとのこと。
エレアコにはタカミネのロゴ、綺麗な色だった。
「かなまら祭り」はこういうものがあるのは知っていましたが名前は知りませんでした。
「公開リハーサル回」ということでしたがなかなか機会のない内容でした。部分的にやり直しや(もしかして)ハプニングでは?というシーンもあり。
○○○だけでは人類の進化はありえず、もうひとつの重要な遺伝子に繋がる●●●がないためか少々薄味かも。
【投げ銭制】(1円以上) というとき相場はいかほどなのでしょう?結構悩みました。
ピンクの長谷川さん。合体バージョンでは「イカゲラス」か「ペスター」を思い出してしまいました。
これは下ネタなのかなぁ。
下ネタではない気がするんだよなぁ。
「音楽劇」というシェルターくぐったからそう感じるだけかもしれないけど、やっぱり演劇に下ネタはないのが俺の持論でさ。
誰かの影響下に置かれてるわけよ。
そうしたら その「台詞」だって、誰かの脚本、誰かの演出、誰かの共演者の接合点として育まれるんだよ、一人称だってさ。主体性の転嫁は避けられない。
俺はね、もっと50倍はちゃめちゃやってほしかったというのが感想だね。年の瀬の池袋なんてノーガードなんだからさ。よりによって宅地の地下だろ(笑)
まっ、島田君が例の祭りに参加するっつう話ではないんだよなぁ。ちなみに外国人が8割でアットホームな雰囲気ないからね、脚本変えときなさい(笑)まぁ、要するにメタっていうコンセプトは割とよく出ていて、脳内を可視化したメタ劇なんだと思ってる。うん。だってさ、途中で もういいですよってくらい止めたじゃん。あれって ナチュラルに芝居掛かってたけど その作業なんだよね。
で、またさ、島田君を務めた俳優がえらい中性的なんだよね、これがさ。それと、周りは ちらほらオッサンが混じっててさ、その構成がシュールだなって(笑)
一番の笑いどころが あの乱○シーンの客の連写だったっつうのは どうなのよ。そいつをメインキャストにしろよ、おい(笑)
いっとくよ。多摩美のDNAを感じちゃうだよなぁ。もしかしたら 関係ないのかもしんないんだけど、なんかね、完結してるんだよな。よくさ、平田オリザがふかしてるような、社会とか、観客とか、そういう媒体と演劇の関係性を考えましょいみたいなムーブメントが巻き起こってるけど、そうじゃなくて、内なるズレを肯定して ようやく評価されない地位を手にするみたいな。俺 今回、彼らがやってるのは多摩美的だと断じたいね。
あっ、教えてやろうか、ク○○のくだりは下ネタ芸人も やってるんだぜ(笑)
満足度★★★★
特別公演「べろべろ忘年回」を観劇。
ちょっと早めに会場前に到着し数名で待機していると、既にほろ酔い加減の役者さんが地下から上がって来て「寒いのでもう中に入っちゃって下さい」と言いに来てくれました。
降りていくと会場の中には酔っぱらった役者さんだらけ!
受付の人もまだスタンバってなかったので、とてもおいそれとは入っていけない状況でしたが、そのお気遣いどうもありがとう(笑)
それでも少し早めに受付して頂きました。
この様な酔っ払いモード全開でスタートした本編は、案の定 台本と無礼講の境目を区別するのも無意味な破天荒さ。
お約束の非効率的な展開もしっかり健在。
ただ、綺麗に整っているモノを汚しまくり、とっ散らかして突き進んでいくのが宇宙論☆講座さんの持ち味だと思っているので、最初から下ネタ全開の今回のテーマは、あまり相性が良くなかったのではないかと思えてなりませんでした。
下ネタ用語を連発すればするほど、いやらしさから遠ざかっていくのは、そもそもそこに狙いがあるわけではないからでしょうし。
いつかシェイクスピアでも童話でも良いのですが、誰もがよく知った題材を宇宙論☆講座さん流で解体し表現した作品というのも観てみたいものです。
価格2,000円
相変わらずの音楽を悪用した、あとに何も残らない芝居。
であるが、初日だったせいか今ひとつ突き抜けていないように感じた。
飲酒回を終えた後なら、出来は変わるのかもしれない
自分はこの公演で宇宙論☆講座は3作品目。今まで観てきた内容に比べると、”下ネタ”というキャッチにしてはインパクトが弱く印象に残らない。また内容は取り留めもなく散らばりどう収拾するのかと思えば、芝居でよく見かける典型的なラスト。前2公演も同様に散らばっていたが訴える”モノ”があり、その意味で今作は少し残念。
この芝居に★を付けるのは不粋のような、よって満足度評価なし。
(上演時間2時間弱)
満足度★★★★
下ネタ満載でしたが、個人的には、そんなに下品という印象はなく、意外にもちゃんとした(?)舞台で、思わず笑ってしまいました。そして、どこまでが演技で、どこまでが台本なのかな?と不思議な感じでした。キーボードの演奏は素晴らしかったし、キラキラした演出が綺麗でした。年忘れに、こんな舞台も良いのかもしれないなぁと思いました。
日曜日に観にいったら、ゲネよりずっとよくなってた。まとまってるというか。合唱よかった。
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ぼくが思う宇宙論☆講座の魅力ってなにかというと、ま、なんというか、こういうと誤解されるかもしれないけど、つくってない魅力というか。そういうとこなんじゃないのかなあと、わたくし的には思うのです。というか、そこがぼくには魅力なので、結構な回数観に行ってるというわけで。
だから、出演する方々も、なんというか、つくってる人は面白くないなあと思い。つくらずにそのまま地で演じてる人が面白いのではないのかなあと思ったりしています。もちろん、わかりません。わたくし、出演者に知り合いとはいませんし、ふだんこの人たちがどんなふうに話したりしたりしてるのかも知らないので、ひょっとしたら『つくってない風』をつくってるだけなのかもしれないないし。面白い人もいるし、まだちょっとアレかなあって人もいて、まだちょっとアレかなあと思う人は、つくってる人かなあと、わたくし的に思ったりするだけで。
いや、ぜんぜん違うかも。いまビール飲んで思いつきで書いてるだけだから。今回も、いつもの宇宙論☆講座でした。そういう意味では、安定してるというか。そういう感じでした。
あと、前回も思ったけど、宇宙論☆講座は点数がつけづらいです。これほんとに面白いんだろうかとか悩んでしまいます。面白いとは思うんだけど、なんというかもろ手をあげて面白いとは言いづらくて。面白いんだけど、素直に面白いとは言えないのはなぜなんだろう。不思議です。ぶっちゃけつまんない部分もあったし。だから点数は、あれだ。無評価でお願いします。