公演情報
「十二階のカムパネルラ」の観てきた!クチコミ一覧
満足度★★★★
浅草九劇に美しい銀河が、夜空が広がっていました。
『銀河鉄道の夜』は大好きな作品で、それをモチーフにするという事で楽しみにしていましたが大満足でした。
今作はある映画の撮影現場にいる女優さんに、過去の人物(高瀬露)が憑依する…という手法を取っていて、
その辺りの流れの説明がくどくなく、アッサリと受け入れさせられる感じが良かったです。
また宮本賢治の存在を示唆しながらも、観客の眼前に姿を出さないところが逆に想像力を掻き立てられました。
実在した高瀬露さんは、現代においては宮沢賢治への熱烈な行動が「押しかけ女房」として語り継がれていますが、
その現代に降り立つ事になった高瀬露さんが、自身が生きた時代の50年以上も先の時代に、
自分がそう言われている事実をどう受け止めるのか、などなど見どころもたくさんでした。
初主演の高橋茉琴さんは、ハツラツと瑞々しく人物に命を吹き込まれていましたし、
カンパニーの役者さん達も1クセも2クセもある人物達を活き活きと演じられており、
座組の結束力をタップリと感じる事が出来ました。
満足度★★★★
鑑賞日2018/11/24 (土) 19:00
座席H列12番
価格4,500円
宮沢賢治を描いた映画の撮影中、出演女優の身体が演じる役のモデルである女性に占められ、女優(の精神?)は異空間(?)からその様子を見守ることになってしまい……という好きなパターンの1つである時空交錯系(?)ファンタジー。
さらにオープニングのダンスからキャラ設定、内容、気が付けば装置までかつてワクワクしながら観ていた頃の(←おいコラ表現に気をつけろ(爆))某団体のクリスマスツアー(バレバレだな)を思い起こさせたりもして胸アツ。
また、この秋に観た芝居で「銀河鉄道の夜」モチーフのものは楽園王、はらぺこペンギン!に次いで3本目であったが、次第に原典からの距離が遠くなっていったのがも面白いな、とも。