公演情報
「消えていくなら朝」の観てきた!クチコミ一覧
満足度★★★★
鑑賞日2018/07/16 (月) 14:00
座席1階B列10番
鈴木浩介、山中崇、高野志穂、吉野実紗、梅沢昌代、高橋長英
あるよなあ、こういう家族での集まりって。蓬莱さんに限らず、こんな小さな家族の修羅場って、誰でも経験したことがあると思う。これが蓬莱さん特有なのは、主人公・定男が作家であるということ。
「今度の新作は、この家族のありのままを描いてみようと思うんだ」と発言することで、大きな波風を立ててしまう。これは作家という存在の特殊性を、前面に押し出している発言で、家族の心が穏やかであるはずはない。それはそうで、どのように自らが描かれるか、気が気ではないはずだ。それも、「ありのまま」と言われているのだから。
高野長英の抑えた演技と、山中崇の起伏のある演技が好対照でよかったと思う。
満足度★★★★
鑑賞日2018/07/21 (土) 18:00
蓬莱を思わせる作家の家族の物語だが、とても面白かった。それなりに成功を収めたバツイチの劇作家・定男が、結婚を考えている若い女優と共に5年ぶりに帰省する。だが、18年ぶりに揃った家族は、楽しく語ろうという感じではなく、互いに誰かをなじるようなやり取りが繰り返される。定男は、自分の家族が特別なのだ、というのだが…。蓬莱にしては、かなりほろ苦い印象の作品だが、力関係が瞬時で変わるところが面白い。鈴木浩介が軸になる作品は珍しいが、存在感を示してた。