満足度★★★
意外と
あたり外れの大きいNODA・MAP。
今年は松と宮沢が噛むかどうかが、分かれ目だとおもっていたが、
意外と、がっぷりよつで、いいできに、仕上がっていた。
この「終末の風景」というか、「滅びの笛」のような感じ、
世界恐慌といわれる、今ここを、うまく創造力にのせたなぁ。という感じ。
荒廃感がなかなかだった。
大倉孝二、よかった。
「柿」の七味もアンサンブルの中ではひときわの存在感。
さすがであった。
満足度★★★★
生きること
火星を舞台にしたストーリー。 そしてそれは1000年後の話。
でもそこは今の私たちとそう遠くない世界。
明日を感じて生きていくために。
アンサンブルを用いて繰り広げられる人類の歴史を凝縮した世界。
満足度★★★
消化不良のようなもどかし感じ
観てきました!『パイパー』
野田秀樹演出、豪華な出演者に期待しないわけにはいかない。
でも・・・
観た正直な感想は、今ひとつ消化不良のようなもどかし感じ。
確かにぐっとくるシーンや言葉はたくさんあったが、
『キル』にあったような物語に飲み込まれる感覚が今回はなかった。
たぶん、その原因は二階席でステージが遠かったからか?
もしくは期待のしすぎか?
なんか、自分でもいまひとつ納得できないので
千秋楽近くに、前の方の席でもう一度観に行きます!
チケットどうにか確保して。
それと
コンドルズは、どういう演技をするのか気になっていたが、
こういう役だったのか!と観て納得。
満足度★★★
久しぶりの野田地図
豪華役者陣が出ている今回のパイパー。
昔ながらの野田演出。スピード感、躍動感あり。
宮沢さんのパワーと、松さんの可憐さと。
役者野田氏は声がかれ気味で少々お疲れなのではないかと思い。
このあたりで少々失速。
ただ、この世界感は他にはないもの。
満足度★★★★
小劇場の興奮がコクーンに
約50名のアンサンブルの効果もあってか、みずみずしい躍動感があった。野田さんの言葉が面白くて、あっという間の2時間だった。
満足度★★★★★
帰ってきた野田秀樹
シスカンパニーを離れてのNODA・MAP第一回目の本公演。
そこに現れたのは野田さんが本当にやりたかった今の演劇。
その姿は、始まりの頃の野田秀樹に似て
それでいて、いままでの歴史をすべて包摂する。
ぜひ目撃されんことを。