パイパー 公演情報 パイパー」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.9
41-47件 / 47件中
  • 満足度★★★

    意外と
    あたり外れの大きいNODA・MAP。
    今年は松と宮沢が噛むかどうかが、分かれ目だとおもっていたが、
    意外と、がっぷりよつで、いいできに、仕上がっていた。

    この「終末の風景」というか、「滅びの笛」のような感じ、
    世界恐慌といわれる、今ここを、うまく創造力にのせたなぁ。という感じ。

    荒廃感がなかなかだった。
    大倉孝二、よかった。

    「柿」の七味もアンサンブルの中ではひときわの存在感。
    さすがであった。

  • 満足度★★★★

    生きること
    火星を舞台にしたストーリー。 そしてそれは1000年後の話。

    でもそこは今の私たちとそう遠くない世界。


    明日を感じて生きていくために。



    アンサンブルを用いて繰り広げられる人類の歴史を凝縮した世界。

    ネタバレBOX

    宮沢りえさん、素敵でした。
    儚げで銀幕が良く似合う人、という印象を持っていたので、あんなに力強く躍動感あふれる動きをするのは意外でした。

    松たかこさんは特に母親を演じている時が良かった。
    「おーい」と呼びかけるその先に、大きな大きなものを感じました。



    絶望という絵空事と、希望という絵空事。

    振り回されるばかりで、本当に感じなくてはいけないものを見失ってはいけない。

    こんな世界でも種を蒔く。
  • 満足度★★★

    消化不良のようなもどかし感じ
    観てきました!『パイパー』
    野田秀樹演出、豪華な出演者に期待しないわけにはいかない。

    でも・・・
    観た正直な感想は、今ひとつ消化不良のようなもどかし感じ。
    確かにぐっとくるシーンや言葉はたくさんあったが、
    『キル』にあったような物語に飲み込まれる感覚が今回はなかった。

    たぶん、その原因は二階席でステージが遠かったからか?
    もしくは期待のしすぎか?

    なんか、自分でもいまひとつ納得できないので
    千秋楽近くに、前の方の席でもう一度観に行きます!
    チケットどうにか確保して。

    それと
    コンドルズは、どういう演技をするのか気になっていたが、
    こういう役だったのか!と観て納得。

  • 満足度★★★

    久しぶりの野田地図
    豪華役者陣が出ている今回のパイパー。

    昔ながらの野田演出。スピード感、躍動感あり。
    宮沢さんのパワーと、松さんの可憐さと。

    役者野田氏は声がかれ気味で少々お疲れなのではないかと思い。
    このあたりで少々失速。

    ただ、この世界感は他にはないもの。

  • 満足度★★★★

    おもしろい
    言葉遊びも健在(でもちょっとLIGHTウェイト)。今の社会の風刺もあっておもしろい。

    お金があれば通いたいw

  • 満足度★★★★

    小劇場の興奮がコクーンに
    約50名のアンサンブルの効果もあってか、みずみずしい躍動感があった。野田さんの言葉が面白くて、あっという間の2時間だった。

  • 満足度★★★★★

    帰ってきた野田秀樹
    シスカンパニーを離れてのNODA・MAP第一回目の本公演。
    そこに現れたのは野田さんが本当にやりたかった今の演劇。
    その姿は、始まりの頃の野田秀樹に似て
    それでいて、いままでの歴史をすべて包摂する。
    ぜひ目撃されんことを。

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