満足度★★
SFな世界観ということで期待したのだが
SFな世界観ということで、今までの野田さんの作品とは違う
新しい何かに期待したのだが、中身はいつもと同じようなテーマ、構成、演出に感じた。
新しさを勝手に期待したのは私なので仕方がないのだが、舞台のすべての箇所が今までの野田さんの作品の焼き直しのように感じて、退屈してしまった。
役者についても、もちろん全体のレベルは高いのだが、特に衝撃を受けるポイントはなかった。
セットとダンスはいつもと違うといえたが、あまり内容に寄与しているとは思えなかった。
満足度★★★★
後半の長台詞は圧巻でした
松たか子さんと宮沢りえさんの後半の長台詞が圧巻でした。野田秀樹さん本人のお芝居も上手いなぁと思いました。もうすぐ次のNODA・MAPがあるらしいので、楽しみです。
満足度★★★
分かり易かった
2月13日のスポニチで妊娠6ヶ月が明らかになったばかりの宮沢りえさんが出演していました。
野田秀樹作品としては、かなり分かり易い内容でした。
ベトナムやモンゴルをベースに作品を作ると、どうしても歴史などとの整合性が必要になります。今回は900年後の火星です。ダジャレだけに気を配れば良いのですから。
満足度★★★★★
最高~!
めちゃくちゃ面白かった!
立ち見だろうがなんだろうが、ほんとに観れて良かった!!
もちろん役者さんそれぞれみんないいんだけど、この作品を創り出す野田さんのアタマん中はどぉ~なってるんだ。
野田秀樹は天才だね♪
満足度★★★★★
立ち見でしたが
見て来た友達に進められて立ち見で見ましたが疲れることなく見入ってしまいました。宮沢りえさんの声がすてきでした!!
初めて大きな舞台を見たのですが病み付きになりそうです♪
満足度★★★★★
ご馳走様でした
1月に観たものと2月に観たものの違いに驚き、演劇って生き物なんだと実感。そして感動。
このキャスティングももうないであろう奇跡的な中で、
個人的に大倉さん、すごいと感服。
がらす ちりじり…を始め、忘れられないシーンばかり。
満足度★★★★
宮沢りえのうまさにびっくり。
松たか子が上手いのはとっくにわかっていたが、宮沢りえがあそこまで上手くなっているとは思わなかった。二人が並んで長ゼリを掛け合いでしゃべっていたシーンは名シーン。
満足度★★★★
パイパー
はじめてのナマ・野田地図。演劇という大いなる“絵空事”に腹を据える野田さんのまなじりの鋭さ。ダブル主演の宮沢りえさん・松たか子さん、姉妹の魂のつながりを感じさせるすばらしいコミュニケーション能力。
満足度★★★★★
すごい
初めての野田さんの公演。
野田さんの演出も素晴らしかったし、なんと言っても宮沢りえがすごかった。
後で知ったけど、あれで妊娠していたなんて、役者魂を見ましたね。
バルコニー席での観劇だったので、次回は正面でみてみたい。
満足度★★★
イマイチ伝わってくるものがなかった・・・
立ち見席での観劇でした。
宮沢りえは秀逸だし、俳優陣の物語を引っ張るパワーは素晴らしかったと思います。
ただ、それ以上に心を動かされるものがなかったなあ・・・。
満足度★★★★★
圧倒されました。
観劇しながら、未来とかそういう概念について浮遊する感覚でした。
素晴らしい。
アンサンブルの群像感が凄い。あの人数・・・
松たか子さん、素敵でした。
満足度★★★★★
すごいなぁ
「The Diver」の次にこれをやっちゃうのが凄いなぁ、と思う。
松たか子、宮沢りえをはじめとする役者陣が素晴らしいのは当たり前として、50人(?)にも及ぶアンサンブルがやっぱり今回の目玉かな。あれだけの人数がいれば、ただそろって歩いているだけでなぜか感動してしまうし、叫び声なんてあげられた時にはもう・・・。
あとは、野田秀樹があと10歳若ければ・・・、と思わないでもない。
満足度★★★★★
松・宮沢二人のリズミカルで流れるような”長ぜりふ”に感動、泣けた!
ポスターのイメージからもテクノ調?と思ってましたが、本格SFストーリーでした。
人類の火星移住、謎の生物パイパー、幸福の数値化=パイパー値の誕生、そして金星移住…。
アンサンブルも加えた大人数による、火星移民のシーンではSF映画のような感動を味わえました。
パイパーの存在も、不思議である時は子供のように楽しかったり、その反面純粋なところが恐ろしかったりして、非常にSF的で面白い。
そして、松たか子の純真さ、宮沢りえの逞しさ、橋爪功の老獪な狡猾さ、大倉孝二!!時折見える子供らしさ、北村有起哉の粗暴ぶり、とぼけた野田秀樹の理想を追い求める科学者の想い、豪華な競演も楽しい。
松・宮沢二人によるリズミカルで流れるような”長ぜりふ”は、本当に感動的で、何よりも聴いていて心地良かった!
泣けてきました!
ちなみに、B5判パンフレットは、オールカラーで1000円という安さ!
ちなみに写真満載、野田さんの対談もあって、読みでがあります。
ページ左下には、振り付け・コンドルズ近藤良平さんによる「火星パラパラ体操」が、パラパラ写真マンガで付いてます。芸コマ!
宮沢りえさんは、13日に妊娠6か月を発表。
本公演は、安定期なので問題ないとのことで、全然気になりませんでしたが、
そのため6月の舞台をキャンセルしたとのことで、誰の座長公演だったのかのほうが気になります。
満足度★★★★
ホラの説得。
野田地図の新作というのは実は初めての経験。
賛否両論の噂が飛び交う中、コクーンのシートに座した。
野田がスケールの大きな物語を志向していることは、よく知られている。
だから、SF作品が今回初めてであるというのが意外なくらいである。
物語の話者が大きなホラを吹けば吹くほど面白い。
本作が、野田の信念に適った作品であることに違いはないだろう。
気になる点。
物語の進み方に、どうやって嘘をつこうかという手探りが見える。
結果として、たまたま今回の物語の着地点があっただけで、
別の着地点だって大いに考える余地がある雰囲気がある。
このクロニクルは、本当にあやふやな上で立っているのだ。
そのホラに説得されるのかどうか。観客は試されている。
主演陣・アンサンブルともに特に話すことはない。
まっすぐにホラに対して献身していたというだけのことである。
それだけで十二分な仕事であろう。
ただ一点だけ。
大倉孝二が大変な働きをしていることを忘れてはならない。
狂言回しと道化の両立をこれほどまでに器用にこなす人はいない。
カッコイイ。