城 公演情報 」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.7
1-7件 / 7件中
  • 満足度★★★★

    癖になる雰囲気。劇団普通は唯一無二。好き。

  • 満足度★★★★

    誰かと聞かれたら、私だと答える
    どこかと聞かれたら、ここだと答える
    何時かと聞かれたら、今だと答える
    それは全て事実となり、今ここに私がいることになる
    私という者の思考は真実であって座標の0である
    それが小説であり演劇である
    観客は主観という城を明け渡したことに気付く

    僕の好きな小説、筒井康隆の夢の木坂分岐点を思い出した
    偏在する存在と浮遊する主観
    そういうものだと言ってしまえばそういうものになる演劇の特性を活かした表現
    個性的な役者さんが多く、根をはらない世界観に負けず自分の周りに自分の世界を作ってそれぞれの存在を守ってたイメージ

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2018/07/17 (火) 14:30

    価格2,400円

    冒頭の夫婦の会話はあまり抑揚がなく単なる言葉のやりとりのように無機質的だし、次いで登場した主人公の雪が深く外が暗いことを語る台詞(と照明効果)や「家族ゲーム」のように横一列に並んでの会話からは閉塞的な印象を受ける。
    さらに物語は不条理っぽくもあり、「カフカフカカイ」(回文に非ず)な感じ?(笑)

    前回は演技エリアを縦長に使い食事の場面で1人が次第に遠ざかることで疎外感を、そして今回は横長に使ってディスコミュニケーション(的なもの?)を視覚的に表現するとは、この会場の特質を活用しているなぁ、と感心。

    なお台詞が時折「耳に優しくない」のは「活字で目から入る情報」として書かれた文だからではないか?と思ったのはツイッターで目にした他の芝居(←偶然にもこの後に観る予定だった)の感想の影響。

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2018/07/14 (土) 14:30

    横手慎太郎氏、劇団 普通のカフカ作品に再登場。
    前回「変身」のグレゴール・ザムザと今作の測量士Kのイメージが、石黒さん自身の中でシンクロしたのかもしれない。
    あ、だからシンクロ少女の横手氏なのか。と、今唐突に思った。でも、横手氏は、シンクロ少女とは全く趣が異なる、このような作品にとっても馴染む。

    今回も「変身」同様に新宿眼科画廊なのだけれど、長細い2間の奥の間のみを横に使い、舞台となる長テーブルを前後に役者が挟むようにして進行する。
    入口側の間は暗くしたままなので、舞台に登場する人物が誰なのか、長テーブルに来るまで判らない。この空間をもっと有効に使う手はなかったのかな、と思う。

    カフカの作品は、作品を知る限りでは、世界の脆さというか、信頼したもの(関係性とか意思疎通とか)の崩壊感というか、それが招く絶望感が異様に際立つ。

    この「城」も、測量士Kがあらゆる人々に引きづり回されながら、何ら本来の目的にたどり着けない様に、ただただ不安にかられるのみ。そして、物語の迷宮は一向に解消されることなくラストを迎える。「城」という未完の長編を、90分という時間で、どのように料理するのかと思ったのだけれど、この不安を生み出した点で、成功作と言いえるのかも。

  • 満足度★★★

    鑑賞日2018/07/17 (火) 14:30

    価格2,600円

    遠吠え「天国と地獄」で拝見した石黒麻衣さんの演出が興味深く本家を観劇。

    原作知らずなので「はてな?」のところは多々。しかし横手さんの芝居に押しきられて気付いたら終わっていました。

    原作は何を語りたかったのか・・私には世の中の「条理・不条理」が浮かびました。

  • 満足度★★★★

    原作をかなり忠実に再現していると思います。
    一種の様式美を持っている劇団ですが、その様式美にこういった文学作品があっているのかもしれません。
    役者は横手さんを始め、安定した実力がある方ばかりでした。
    衣装も今回、作品にピッタリで良かったです。

  • 満足度★★★

    鑑賞日2018/07/14 (土)

    13、14両日のソワレ(90分)を拝見。

    ネタバレBOX

    初見の13日ソワレ。事前知識ゼロで臨んだのだが、観ているうちに、(複数の役柄を担当する)役者さんが、今、誰を演じているのか、把握できなくなり、頭の中が大混乱に陥ったまま…終演。
    私の理解が手が合う・合わない以前のレベルだったので、帰宅後、『城』の登場人物達の相関を確認し、個々の役者さんの配役を頭に入れたうえで、翌14日のソワレでリターンマッチ。すると、今度は実にスムーズに、最後までストーリーの展開についていくことができた。
    そこで、2夜連続で観たうえでの意見なのだが、思うに、例えば、松本みゆきさん演じる「宿屋の女将ガルディーナ」が、測量士Kのあるセリフをきっかけに、いきなり「Kの恋人フリーダ」に替わったり等々、(私だけがそう感じたかもしれないが)唐突な役柄のスイッチングが、登場人物の把握を難しくした原因ではないかと考える。
    個々の役柄の人間関係を知ったうえで改めて、当日配布された『城』人物イラスト相関図に目を通すと、実によく練られたものだとわかる。が、やはり事前知識なしで90分の舞台に臨むには、この相関図、複雑過ぎる航海図なのかもしれない。

    最後に、今回、把握に苦労した?配役について記しておく。
    測量士K…横手慎太郎さん
    Kの恋人フリーダ、橋屋の女将ガルディーナ、バルナバスの姉アマーリア
    …松本みゆきさん(昔の女優さんだが、演じる雰囲気が宇津宮雅代さんに似ていた)
    旅館・橋屋の主人…澤原剛生さん
    バルナバスの姉オルガ、貴紳荘の女中ぺーピー
    …古田希美恵さん(『ツヤマジケン』の「松永タエ」さんだと気づくのに時間がかかった)
    クラムの使者バルナバス、城の執事の息子シュワルツァー…中田麦平さん
    Kの助手イェレミーアス…家田三成さん
    Kの助手アルトゥール、男性教師…梅田優作さん
    女教師ギーザ…石黒麻衣さん

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