フリーターの矜持 公演情報 「フリーターの矜持」の観てきた!クチコミ一覧

★ 満足度の平均 ★ ★ ★ ★ ★ 4.2
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  • 満足度★★★★★

    現代社会の歪みがそこにある。人間のズルさが見えた。仕事も恋愛も地続きだ。だからこそ利害の摩擦が生じる。それを考えさせる素晴らしい作品だった。

  • 満足度★★★★

    現代日本の労働者。
    これぐらいの長さで完成度の高い会話劇は好きだ。
    キャラの立ち方、立たせ方が上手い。人間関係の見せ方も。
    戯曲自体の会話の感じも良い。
    どうしようもない哀しさや苛立ちを表に出す人、飲み込む人。3層の対立関係はありがちだけど、それがやはりリアルなのかも。

  • 満足度★★★★

    ■約85分■
    正社員とアルバイトの間の埋めるに埋められない亀裂を、口語劇的手法で丹念に描き出した佳作。錯綜した職場恋愛を扱う副筋も主筋同様、人間の機微、世間の綾を細やかに彫り出して、見事。笠島企画の職場演劇は今後も観続けたい。

    ネタバレBOX

    悲喜劇的な結末が絶妙でした。
  • 満足度★★★

    80分。

    ネタバレBOX

    牧原(伊藤毅)…バイト。現場リーダー的。大園と関係を持つ。向井に喰ってかかった。
    堀(植浦菜保子)…バイト。牧原が好きだけど、報われずな女。
    大園(岩井由紀子)…バイト。向井と付き合っているが牧原が好き。
    向井(小寺悠介)…社員。現場マネ。バイトにもプロフェッショナルを強いる。
    鮫島(濱野隆之)…社員。あんまり使えないと向井やバイト連中からみられている。牧原が辞めて密に安心した。
    八木沼(木崎友紀子)…社員。なんだかんだ向井やバイトとコミュニケーションとれてる人。
    かなえ(石川彰子)…バイト。妊婦。
    源田(黒田圭)…バイト。大園のことが好きな四十代。

    通販のコールセンタの控室。バイトと社員の恋愛や格差が水面下で蠢いて、終盤爆発する。
    爆発するまでのフリがやや長い気もするし、やや退屈かな。笑えるような要素も少な目だし。
    伊藤の不満爆発もいいけど、それを受ける小寺のバイトにコケにされてイラつく感が上手いなと思う。小寺の仕事イケイケな感じも上手い。実際あんな人いるし。
    恋愛も絡んでの職業格差でヒネリもあるのはよかったが、別のエッセンスもあるとなお良い。

    ちなみに、退職する牧原にドキドキでメシ一緒に行こうと誘ったはいいが、結局みんなで飲む話にされ、連絡先も知らないと言われた堀のブロークンハート具合が好き。
    あと、仕事有能な牧原が辞めたことで牧原から見下されてた鮫島が安心したと吐露するシーンも好き。バイトに限らず人それぞれ鬱憤あるよねと。逆に牧原のようには鬱憤晴らせない(能力的とか年齢的とか色々あるけど)人とかの弱さとか強さとかに面白味を感じた。
  • 満足度★★★★★

    色々と切ない話でした。

    ネタバレBOX

    コールセンターの休憩室を舞台に、正社員とパート従業員の人間関係を描いた話。

    出来過ぎるパートの存在の有難迷惑、分かります。トラブルが起こる度に締め付けが増えること、そして反論できない前向きな意見のウザったさには辟易します。

    恋心が伝わらないのは切なかったです。

    演出上仕方ないのかもしれませんが、正社員がパート従業員の前で自分たちの給与面や待遇面のことほのめかすような話をすることは絶対になく、住宅控除のことを聞くシーンはあり得ないと思いました。そして、パートにも勝ち組と負け組がいることも分かりました。

    ケツをまくれるのがフリーター、振り上げた拳をそっと下すのが正社員でした。

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