アップデイトダンスNo.51「青い花」 公演情報 「アップデイトダンスNo.51「青い花」」の観てきた!クチコミ一覧

★ 満足度の平均 ★ ★ ★ ★ ★ 4.0
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  • 満足度★★★★

    『白痴』以来だろうか、だいぶ間が空いた。舞踊も見たいけれど“芝居”も目白押し。無論優先度が高い演目もあるが・・今回はさにあらず、時間がピタリ合って、向こうから手招き。
    薄暗がりで少ない動き、というのはテキメンに誘眠効果をもつ(能も同じ)。今回も同様だったが、「みる」に価するシーンでありパフォーマンスだと脳は感じており、結果、両目の瞼を指で上げながら観た。
    「青い花」とはノヴァーリスの詩集であった(この詩人の活字が拝めるのは岩波文庫の『青い花』くらい)。ただし鑑賞中はタイトルがその事とは思いもせず、いや、思ったとてそれが理解を増すわけもなく、ただぢっとをどりをみる。ある瞬間、「青」の光が射す。光に青を塗りたくったような「光」の持つ切れとは真反対の鈍重さの中に、言うなら隠微な場所に、佐藤利穂子が立つ。勅使河原の手が背後から、怪しくまさぐる。その光の中で(妖艶さ、はっきり言えばエロさを元来擁する)佐藤の身体が「その領域」を淵源とするものを滲み出させている。ノヴァーリスのテキストの正体を探る内にどこでも無い場所に迷い込み、生命そのものとしての「女であること」が暴かれた、とでも言うように。闇に浮かんで消える、命の内奥の物語の、断章? 
    クラシックが効果的に多用されていた。『トリスタン・・』でも感じたが、長い歴史的蓄積があるのか弦楽器との相性が良い。

  • 鑑賞日2018/05/22 (火) 20:00

    価格3,000円

    20:00の回(晴)

    19:40会場着、受付、19:50開場、20:05開演~21:07終演、21:17トーク終了。

    アップデイトダンスNo.50「ピグマリオン」からNo.51の本作まで4ケ月のブランク、その間の特別公演とシアターXは観に行けず。

    アップデイトダンスはなんとか初見から通い続け5年目に入りました。

    開演前はじっと息をひそめているような舞台、真っ暗闇のなかから音もなくおぼろげに現れる像、ダンサーを青く染めるあかり、自然の恐ろしさを感じる音、繊細で力強い楽曲。どれもが体の中に緊張感を生み出し、客席から飢えたような感覚で観ているその像はあるときは動かず、あるときは空間を激しく撹拌する。

    すべての動きが美として結晶し、闇に溶け込んだのかみえない表情、眼は何も語らないようでまた深い洞察を繰り返しているようにもみえました。

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