公演情報
「ケレン・ヘラー」の観てきた!クチコミ一覧
満足度★★★★
鑑賞日2018/05/31 (木) 14:00
価格2,800円
定刻にいきなり客電が落ちて「おかしいな……」と言いながら懐中電灯を持った人物が登場するというトリッキーな始まり方をして以降、ゆるふわ気味に進行するも次第に芝居の内外の枠が崩壊して迷宮に踏み込んだような感覚になり、哲学っぽくなったりコワくなったりビターだったりといろいろな面を見せるのが独特。
満足度★★★★
鑑賞日2018/06/03 (日) 16:30
価格2,800円
千秋楽観劇。くによし組初観劇。笑っためちゃくちゃ笑った。
要所要所、絶対に落ちかけるところで笑える。笑っちゃいけないところで笑ってしまう人は、とりあえず笑うでしょっていうすんばらしいセンス。もう、國吉さんの面白いをしっかり「どうだ!」って見せつけられたなぁ。全然、取りにいってる演出・演技はしないのに、確実にこれで笑うっしょって見透かされている笑いだなぁ。
で、しかも、そこから一歩踏み込んで。そういうのって不謹慎じゃね、みたいなところに 入って。なんというか國吉さんが國吉さんに問うてるというか…人を傷つける笑いってどうなのって。
自分は、たぶん役者でも脚本家でも演出家でもないから、一歩引いて見てしまって。だから前評判で聞いていた印象はほとんどなくて、それにあぁ悲しい・辛いという心揺さぶられる瞬間も少なくて。
一歩引いてみてるから…人間ってわからないなぁと。
怖いのも、楽しいのも、汚いのも人、清らかなのも人間の部分だし。
もう少し、登場人物の人生に寄り添えたら、すっごくすっごくきていたなぁと。
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2018/05/30 (水) 19:00
國吉咲貴の作る芝居は、ロアルド・ダールの小説のような「奇妙な味」がする。今回は、不謹慎と笑いの境目に注目し、お笑い芸人の女子(三澤さき)に起こるさまざまな事件と、その周辺の人々のエピソード群で展開される。もう一つ、國吉の芝居には「語り手」がいることが多いのだが、今回は主人公が女性であるのに男性が主人公に成り変わって語り手をやっていて、それが終盤効いてくるように思う。「奇妙な味」を楽しんだ95分だった。