公演情報
「ダンス30s!!! シアターコレクション」の観てきた!クチコミ一覧
思い出し投稿:
MOKK「f」岩渕貞太版を鑑賞。女性の踊り手のバージョンと出来れば二つを見て考察したかったがその機会は当面なさそうだ。
舞踏系のゆっくりとした動き。リノを全面に敷き、あるのは簡易ベッド(ストレッチャーのような)のみ。四箇所(確か)で天井から液がポタリ・・・・・・・ポタリ・・・・・・・。若干の粘着性があって床に落ちても滴が飛ばず広がらない。薄暗がり、僅かな照明のため陰影がくっきりと。演者はモノクロに染まった場内を、移動式の鑑賞形態に戸惑いつつ眺めている観客の影の間を、ゆっくり移動する。白いワイシャツは濡れ、長髪も濡れ、時に観客に関わりながら、進み、ベッドに横たわると、無言で客の何名かに頼んで何かをしてもらったりする(肌に触れるとか何かで、その後腹部が激しく起伏し、何かが産み落とされる、という顛末だった気がする)。しまった体、長髪は性的アピールがあり、手を取られた女性はキュンと来た事だろうな、等と想像したりする。「美しい身体の鑑賞」以外の目的をこのパフォーマンスに見いだせず過ぎった思念であったが、今なお判らない。ポタリ、ポタリが撥ねないのは特許もので、何かに使えないものか・・と考えたまでに終わった。申し訳ない。
満足度★★★
■MOKK『f』岩渕貞太版鑑賞/約50分■
入手版には具象性を感じたのに対し、岩渕版は抽象的な印象。男が“生/性”を表現するのはやっぱ難しいやね。
満足度★★★★
■MOKK『f』入手杏奈版鑑賞/約60分■
“生/性”を入手杏奈が細やかに、それでいて力強く表現。生とも性とも無縁ではいられない一人間として、存在の深奥を激しく揺さぶられた。
客いじりが過ぎるだろうって気もしたが、自分がその対象にされた時は薄着の美女に肉薄されて内心ウハウハでした(爆)。
満足度★★★★
■プロジェクト大山『大山曼荼羅』鑑賞/約80分■
取っつきにくいコンテンポラリーダンスを、いろんな趣向を盛り込むことで見世物として差し出す姿勢や良し。楽しんだ。
満足度★★★★
■トリプルビル鑑賞/約60分■
アフタートークで主宰三氏が述べていたほど個性の違いが感じられなかったのは、各組持ち時間20分、短時間で客をつかむには滑稽味を打ち出すほかなく、団体ごとのカラーが可笑しみの陰に隠れてしまったせいか? ともあれ、楽しい公演で何より。
ダンサー各自が良きタイミングで見得を切るプロジェクト大山がとりわけ印象に残った。
満足度★★★★★
プロジェクト大山:動きの大きい楽しいダンスで長編で観たい。モモンガ・コンプレックス:日暮里の劇場で観るような、ざわざわする感覚のダンス。3つの作品の中で最も30代の現在を感じた。MOKK:「ぴちぴちちゃぷちゃぷらんらんらん」が初演とのこと。乱痴気騒ぎでまさに学生向き。
満足度★★★★★
■モモンガコンプレックス『ウォールフラワーズ。』鑑賞/約70分■
ただのダンス公演を超えた一級のバラエティーショー。ダンスはもとより、楽士の奏でる音楽、美術、照明…すべてを緻密に統合・制御し、可笑しみ、妖しさ、神々しさ…現出させたい諸々を的確に表現しおおせる白神さんの演出家としての才に射抜かれた。演出に多くを負わないダンス公演が多いなか、この図抜けた演出力は価千金。