ココロノカケラ 公演情報 ココロノカケラ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.5
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  • 満足度★★★

    鈴木亜美好演
    主役のYU-KIさんの降板で鈴木亜美が歌の大部分を歌うことになったみたいですね。
    彼女の歌って期待していなかったのですがすごく成長したなって思いました。
    なかなか歌も歌えていたしよかったですよ。

    舞台は心の中の世界を描いていて、ファンタジー調。

    音楽がズンズンみぞおちに響くのはつらかったです。

    まさか泣くとは思わなかったのですが、後半部で泣いてしまいました。
    う~ん、もらい泣き?

    なかなかよかったです。

    ネタバレBOX

    漫画家役をやった中村さんはなかなかよかったともいますが、もともとはYU-KIの役。
    悪くはないんだけど、やっぱりいかんせん花がない。
    花がなさ過ぎるのが問題。

    また鈴木亜美が主役扱いなのだけど、役の中ではサブなんだよね。
    舞台としては主役は中村さんなのに、カーテンコール等仕切ってるのはサブキャラの鈴木亜美。

    なんだかそこにねじれをかんじて収まりが悪かった。

    中村さんが堂々と主役を名乗ってカーテンコールも仕切れば収まりはいいんだけど、名前がないからね。
    あと歌も一切歌わなかったし。

    本人もなんとなく恐縮した態度だったし。

    最後のほうの歌はちょっとぐだっとしたところもあったなあ。

    YU-KIがやるはずだった舞台はどんなんだったんだろうっとおもいました。
  • YU-KI降板も…
    コンセプトが明快なので、割り切れば、楽しく観れる。
    男優陣は、少し弱いが、
    鈴木亜美は、予想以上に良い。

  • 満足度★★★★

    弱い自分との対峙
    今回、TRFのYU-KIが怪我の為、降板したからその分、鈴木亜美が歌う曲目が増えた!(苦笑)

    篠田光亮は、先日のどツボっで好演してた俳優でした~。
    デーモン小暮閣下って、あの世の年齢っていくつでしたっけ?(^^;)

    以下はネタバレBOXにて。。

    ネタバレBOX




    で、今回ひじょうに光ってたのがYU-KI(TRF)の降板劇で代打で登場した中村真知子だ!
    彼女の演技が実にいい。
    コミカルな表情は元より、ひたむきな演技がいい。終盤はもう汗だくでの演技。実力を見せ付けました!
    素晴らしい!ひじょうに素晴らしいです。

    今回の代打劇で相当のプレッシャーがあったのだろうか?
    芝居が終わって舞台に登場した瞬間、うるっ!(;;)としてましたが、ここで泣いたらアカン!と思ったのでしょうか?涙を堪えて健気にスマイルを作る表情!なんとも言えません。(萌える!)



    さて、ストーリーです。
    恋愛マンガを得意としていた少女漫画家・カノコ(中村真知子)は、最近は筆が思うように進まず、ついに連載を打ち切られてしまう。
    更に、編集担当者であり恋人であったエイジ(西島隆弘/相葉弘樹)さえ、アシスタントのナナ(鈴木亜美)に奪われてしまった。
    自暴自棄になったカノコが「逃げたい」と願ったとき、突然目の前にイリエ(馬場徹)という不思議な人物が現われる。彼は神なのか?はたまたアラジンなのか?ランプの精なのか・・?(^0^)


    イリエは「お前が望むなら、開いてあげよう。『何処か知らない世界』への扉を…。」


    別世界へ飛んだカノコ。するとそこはまったく見たこと
    もない異世界だった。

    その世界で出会った、支配者ダーク(デーモン小暮閣下)、ダークの手下エイフ(西島隆弘/相葉弘樹)やエマ(渋谷亜希) らは、人間の弱さにつけ込んでその心を奪いダークの思い通りに操る事が出来る。

    一方でダークに敵対する女盗賊ナナジ(鈴木亜美)、や反乱軍の錬金術師のシャープ(小笠原大晃)とその師匠B・B(篠田光亮)はダークと戦っていた。

    そんな時カノコはクリスタルに閉じ込められたシーとそっくりな事から民衆に祀られてシーと言われるようになってしまう。この世界を救う救世主シーは民衆の希望であり女神だったのだ。

    カノコはシーの意思を受け継いでシーになりきり、この醜い世界を変えようとする。「大切なのは争う事ではありません。愛し合う事です。」


    その言葉を受けて民衆は「シーが目覚めた!シーは邪気を払い平和を愛するんだー。」と叫ぶ。


    ところが戦いの最中に本物のシーは宝石から作られた人形だったという事実が民衆にばれてしまい、シーのクリスタルは人の心の結晶だった事も判明してしまった。そう・・シーは小さな心のカケラだったのだ。


    今度は民衆から批判される立場となったカノコはまた、元のようにこの場から逃げたくなってしまい、カノコはイリエにこの世界から出られるように頼むが、イリエは「例えどんな世界に行こうとも又、同じ世界が表れる。カノコが変わらなければ世界は永遠に変わらない。」と言われてしまう。


    女盗賊ナナジ(鈴木亜美)も、逃げようとするカノコに「待て!この世はどうなる?責任をとってから行け!」と窘められ、カノコは今までの弱い自分に気付き、反省することに・・。「元の世界に居場所がなくなって本当はどうでも良かった・・。」と。


    同時にカノコの下へ民衆が帰って来る。彼女の言葉には勇気とか優しさとか痛みとか色んなものが詰まっている。彼女の力が人の心を解き放つ、と。



    そう・・・シーとはカノコ自身だったのです。全てはカノコの心の中に生まれた弱さ、怒りや悲しみの結晶、つまりこころのカケラだったのです。

    カノコは誓います。

    この世界は私の心。出口を見つけた!
    私は私の意志で生きていく。心の醜さも弱さも全部受け入れて。



    手話で歌ったエンディングも素敵でした。

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