焔~ほむら~ 公演情報 焔~ほむら~」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
1-8件 / 8件中
  • 満足度★★★★★

    会社で起こる諸々の問題を、1本の作品に見事にまとめた戯曲の上手さ、演出のキレも相変わらずいい。

    ネタバレBOX

    自動車メーカーとその下請け企業が舞台。
    現実の、ある自動車会社の燃費不正問題が下敷きになっている。
    EV開発を巡る電池開発にかかわる問題に、社内の昇進、ヒエラルキー、親会社・子会社の関係、派閥、恋愛等々の人間関係やそれぞれの思惑や働くことの意味・意義などを無理なく込めた作品。

    細かいところに気配りがあり、台詞がいい。
    それを操る役者の表情もいい。

    役者も皆良く、佐々木なふみ&芦原健介、澤井裕太&吉田テツタの各コンビに本気でイラつく(笑)。
    「あんただったらどうする?」と突きつけられてる感。
    会社員の皆さんは観てゲンナリしてほしい(笑)。
  • 満足度★★★★★

    めちゃ面白かった。めっちゃイライラする。
    一番ムカついたのはアシケン。アツさと妥協のバランスは菅野さんに共感。福田真夕さんがあの後、ダークサイドに落ちるのか、いなして生きるのか、疲れて辞めるか気になるところ。

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2018/03/30 (金) 15:00

    座席I列11番

    インパクトのある冒頭シーンを見せた後は従来と較べて穏やかなタッチで進み「日曜劇場JACROWバージョン」か?(笑)と思わせて、しかしいつの間にやら不穏なナニカが漂い始めている、みたいな。そしてそれはいつものようにハッキリしたものでなく、喩えて言うなら前作までは物語の傍らを流れていた「どす黒い液体」が今回は気化して「気体」になり空間に漂っている感覚? 
    で、「マトモな感覚を保っている(ように見える)人」とか「ズルい企みをする小悪党(?)クラス」とかはいるものの、明確な「悪役」がいない、どころか各人物の立場・心情がワカってしまい「一体誰のせいなんだ!」のまま終わるのが何とも言えず、それはある意味リアルで現実世界に近いかも?
    そう言えばここ半年~1年の間に霞ヶ関方面の事案で報道を賑わせた言葉もいくつか出てきたっけな(笑)

  • 満足度★★★★

    みてきました。熱演でした。

  • 満足度★★★★

    いつも通りの力作で、濃い空気を造り出しておられるのですが、今回は駅前劇場。
    駅前劇場があんなにパンパンな感じになったのも久しぶりかも?

    狩野さんが中間管理職の地味な役だな?と思ったらシャウトもあり!
    小平さんは前回「所属劇団のJACROWに出てる時より100倍いいお芝居してるし」とかつぶやかれてましたが、自劇団でも もちろん良い演技しておられます!

    悪役は徹底的に悪役に徹しておられまして潔い感じ。
    大満足だったのですが、☆4にしたのはネタバレにて...

    ネタバレBOX

    募集の際に『シニア割』というのがあった気がするのですが、普通に予約料金になっていた気がしますが...??
  • 満足度★★★★

    鑑賞日2018/03/31 (土) 19:00

    座席1階A列

    JACROW『焔~ほむら~』駅前劇場

    サラリーマンって辛いなぁ(他人事 笑)
    結末は分かっていたので、途中の展開は観ていて辛かった。
    いい人、まじめな人ほど損をするのは「あるある」「わかるわかる」って感じでした。
    溜飲が下がるような展開ではなかったけど、救いもあったと思う。
    ラストの真野と立実のシーンが好きです。

    座席が窮屈めだったので、もうちょっとゆったり観たかった
    あと会場内が暗すぎて当パン見るのもアンケート書くのも大変です
    せめて終演後は明るくしてほしい

    ネタバレBOX

    ・前説から冒頭の謝罪シーンへの流れが良かった
    ・真野がなぜ改ざんを承諾したのかが疑問だったのだけど、父親の死があったからなんですね
    ・別府の世渡りの上手さがなんか怖かった。飄々としてつかみどころがない感じが特に。
    ・業種が違うから良く分からないけど、納品時に受け入れテストてやらないのかしら?
     実は改ざんを分かってて責任だけ押し付けたのだとしたら、結構あくどいなぁと思った
  • 満足度★★★★

    寒かった!一度脱いだ春コートを着て、ブランケットを借りて、持って行ったストールを巻いても寒かったです。空調をなんとかしてほしいと思いました。隣の席のお姉さんも寒いと言ってましたもん。
    先日観た会社もの(?)ほど腹は立ちませんでしたが、いやなヤツはどこにでもいて会社で働くのは大変なことです。みんなそれぞれ事情はあるでしょうが、なんとか会社も社員も幸せになれるといいのにと思いました。
    開演が20時と言うのは珍しいですが、会社が終わってから来る人のことを考えてでしょうか?友人が勤め帰りの観劇に大急ぎで駆けつけるのを知っているので、それはそれでいいことだと思いますが帰りが遅くなるのが辛かったりします。

    ネタバレBOX

    正直者が馬鹿をみるみたいな社会でなくなってほしいものです。

    余談ですが始めのあたりの会話中に聞いたことのない単語があって、ひとつはよく聞こえなかったのであきらめ、もう一つはあとで聞こうと思ったのに忘れてしまい、家に帰ったら検索しようと思っていたのに、その言葉さえ忘れてしまいました。しかし2、3日後電車の車内吊りにその言葉を見つけてググりました。
    グランピング:グラマラス/Glamorous(魅力的な)とキャンピング/Camping(キャンプ)を組み合わせた造語で、自分でキャンプ道具を持って行ったり、テントを張ったりすることなく、自然環境の中でホテル並みの豪華で快適なサービスが受けられる、新しいキャンプスタイルのことがグランピングと呼ばれています。・・・とのこと。だからバーベキューの話の時に出て来たのねとやっと納得したのでしたが、あまり一般的でない言葉は当パンにでも解説があったらいいのにと思ったことでした。え?だれでも知ってる言葉なんですか?
  • 満足度★★★★

    鑑賞日2018/03/28 (水)

    28日初日のソワレ(1時間55分)を拝見。

    ネタバレBOX

    この件で私に株で大損を喰らわせた三菱自動車の実際の事件を題材に、下請メーカーの悲哀を織り込んだ作品。
    業種は異なれど同じ製造業の会社に勤めていた身には「それ、ある!ある!」な組織内部の描写の数々を経て、決してハッピーエンドでは終わらせなかったラストに、胸を締めつけられる思いがした。
    メーカの開発ではありがちな「無理を承知で」…結果、斬新な技術・商品が確立・開発できた事例は何件もみているが、モノには限度があることも、現場経験ゼロ(だからこそ平気で言える)経営陣に知って欲しいなと今さらながらに考えさせられた夜だった。
    あと、宇都宮ではないが、私が知っている全国各地の、地方のメーカー子会社と比較しても、あの牧歌的な雰囲気、実によく表現されていたと感服。作者は経験者?それとも綿密な取材の成果?

    以下、配役を記しておく。
    【イチバ自動車】
    木須部長(「こんなヒト、いる・いる!」な女性の野心家)…佐々木なふみさん
    野中次長…谷仲恵輔さん(ノスタルギヤ』のサッカーライター、『治天ノ君』では明治天皇役の、特徴のある渋い声の役者さん)
    立実主任(官僚的大企業では生き残るのが難しい正義感)…狩野和馬さん
    張本社員(産休明け、子供を託児所に預けながら働く)…福田真夕さん
    別府社員(ヒラメ社員)…芦原健介さん

    【カワマツエナジー】
    茂弘部長…吉田テツタさん
    真野課長…小平伸一郎さん(新宿での『天はすべて許し給う』のストーカーが、下北沢ではこんな善意のヒトに生まれ変わるとは!)
    小枡課長補佐…澤井裕太さん
    先山社員(下尾社員と付き合っている)…菅野貴夫さん
    下尾社員…堤千穂さん(同じく『天はすべて許し給う』の犠牲者が、下北沢では芯の強い、もうすぐ母親に!)

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