もぐら先生と紙風船 公演情報 もぐら先生と紙風船」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.0
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  • 満足度★★★

    ベタなお笑い人情劇
    何故もぐら?とのヒソカナ疑問だと思うが、田舎野小学校に勤める青森先生はシャベルを持って校庭のあちこちを修繕してる事から、シャベルを持たせたら日本一。
    ついたあだ名がもぐら先生。


    以下はネタバレBOXに。。

    ネタバレBOX

    この田舎野小学校がある村が、開発によってダムの下に沈む。

    村を出ていったかつての教え子や、元村人達が、生まれ故郷に帰った時に帰る場所が無くなってしまう。という事から、村を守ってきた村人と先生は田舎野小学校を山の中腹に移設し、村に帰ってきた時に宿泊出来るように宿泊施設を作ろうと計画するが、1000万足りない。

    その1000万をかつての教え子から寄付金として集めようと、計画する。


    しかし、かつての教え子達は、その話に反応が鈍かったり、出世した教え子は、現在の忙しい状況に追われて話も聞こうとしない。


    「成績のいいやつほど大人になってつまんないヤツになってしまう・・。」と嘆くもぐら先生。


    すると、「出来の悪いヤツほど、大人になって良いやつになってたりするから、紙風船の京子に会いに行ってみよう!」と、一人の村人が提案し、さっそく、行くことに・・。

    京子が住んでるという豪邸は、ある会社の社長をしている叔母の自宅だった。

    ここでの喜劇がメインだが、もぐら先生を演じる役者の年齢は82歳。
    全体的に年配の役者が多く、お互いのセリフのミスをカバーしながら、ベタなお笑いを振りまく。

    それなりの高齢の設定の役をその年齢の役者が演じるというのは、やはり、観ていてしっくりする。


    分かり易いストーリーと、昭和の代表的なコメディ人情劇です。


    最後はこの女社長が姉(京子の母)から預かっていた預金1000万円を京子に差し出して、それをあてがう。。

    居候として働きもせず、のらりくらりと生きてきた京子は、イザという時に使えるお金がなかったら、前に進めない。という事を学習し改心して、まじめに働く事を、決心する。。



    公演後、魅惑的なベリーダンスを観て、第3部は山下敬二郎ショーがありました。

    途中、休憩中にもぐら先生役の役者の年齢を受付で聞いていたら、横からやたら饒舌に話しかけてくるアメリカンスタイルの人がいてました。

    ワタクシ、ほとんど頷き隊。
    休憩時間15分をうんうん(。。)(・・)(。。)(・・)と、合いの手を入れながら聞いてた、その相手が山下敬二郎でした。

    ワタクシ、まったき、知りませんでしたっ!(^^;)

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