珠光の庵(200811福岡) 公演情報 珠光の庵(200811福岡)」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.5
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  • 心が洗われるようなお茶会
    会場が松風園という、趣のある建物です。清廉な気持ちになります。

    「お茶会演劇」ということで、
    「お作法わからないけど、大丈夫ですか?」「ドレスコードは、着物ですか?」
    なんて事前に確認して不安を解消。

    なんの心配もなく、楽しくお茶会に参加、観劇できました。
    過去にタイムスリップしたかの感覚も楽しい。

    ネタバレBOX

    席に通された時点で、ワクワクします。
    上演前の待ち時間、役者さんたちが、相手をしてくれます。
    遊女のお姉さまの艶っぽさに、くらくら~(///。///)
    こういう心遣いも憎いです。

    劇中も、座禅を組んだり、お茶を頂いたり と楽しかったです。
    着物をきた役者さんの、所作も美しかったです。

    設定が、すごく面白かった。
    一休宗純が、アニメの一休さんと違い、かなり破天荒な人物だったことは、日本史で習いました。
    劇中では、悟りを開き「生き仏」として、あがめられている一休。
    瞑想に入ると、、、過去や未来を見ることができ、この世のものではない存在と話すこともできる。

    村田珠光の過去を見、亡き「瞼の君」小夜の思いを託される一休。

    一休にあれやこれや文句をつけてばかりだった珠光が、
    自分自身の道をみつけて、晴れ晴れした様子になっていくのは、すがすがしかったです。

    「演劇」という素敵なおもてなしを頂戴しながらの、「お茶会」
    気軽にその場に居合わせたお客の顔をみながら、お茶をいただく。
    何よりもその「場」を楽しむ。

    素敵な時間が過ごせました。
  • 満足度★★★★

    楽しいお茶会
    本当にお茶会に招かれたような空間で、目の前でお話が展開する。
    珠光のこと、闘茶のこと、時代背景、作法、何も知識がなくても分かるように参加できるように工夫された展開は見事。

    ネタバレBOX

    現代的なものが混ざりながらも設定は崩れすぎない。
    客に茶を振舞うときにもそれぞれのキャラクターが保たれたままなのが楽しかった。
    客の心を一休さんが代弁してくれるのはとても助かる(笑)
  • 満足度★★★

    たのしめた
    なかなか、楽しめた。
    珠光の若い頃のキャラが、崩れてない感じの方がよかったとおもう。

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