宅配屋と依頼人 公演情報 宅配屋と依頼人」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.3
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  • 満足度★★★

    独特の味わい
    自殺せざるを得なくなった人物たちの恨みをはらすべく、その遺体を宅配する「闇の仕事人」たちへの「存在を公にする」という脅しをめぐる物語。依頼人の自殺を容認する基本設定に抵抗を感じるが、文字通り「死ぬほど辛い」のであればその自殺を止めないのも思いやりではないか? という倫理的な問いかけか。
    というあたりが引っ掛かりつつ、個性的なキャラたち(劇中キャラ、役者本人とも)が織りなすライト・サスペンス系ドラマ、独特の味わいアリ。

  • 満足度★★★

    もっと知りたい宅配屋の業務
    かなり変わった宅配屋が舞台だけれど、業務に関する話はあまりなく、謎の依頼人に振り回される従業員たちの様子を描いた作品でした。

    この宅配屋の設定に非常に魅力を感じたこともあり、もーちょっとクロサンにかかわる人たちの業務にかかわる葛藤や、たとえば回収に向かったら死んでなかった、、、みたいな裏話。
    そういう事にスポットライトを当ててほしかった。

    観劇したのは19日夜の回。
    公演後、主演?の椎名亜音さんの誕生日会が催されました。
    78年代生まれのメンバーが集まった劇団で、唯一の非78の方の誕生日という、なんとも空気読めていない感じがとてもいい!
    何はともあれ、誕生日おめでとうございました。

    ネタバレBOX

    78年生まれの方たちで立ち上げたとのことですが、普通に考えれば年齢層が偏ったことで発生する偏りを、、、
    そのまま偏らせていたような気がします。

    年齢は同じでも、赤ん坊から老人、国籍や性別を超えた演技を78年代生まれの底力で見せてほしかったなーなんて思ってしまった。

    主演の椎名さん。
    役柄的に最年少で適役だったのだと思いますが、、、
    個人的に早口のテンポとかっこいい身振りがこれまで観た中では印象的でしたが、今回はその良さがあまり出ていなかったような。
  • 満足度★★★★

    面白いストーリー
    昔のテレビドラマにあった「必殺仕事人」を思い起こすようなアラスジが気になって観にいきました。内容はたしかに面白いです。現実の世界で実際にあれば商売として成り立ちそうな気もします。ただ、練りこみ(練習)が足りないような場面が多く観られたのは、ちょっと残念です。でも、テレビドラマにしてもおかしくないような話の展開は、けっこう楽しめました。チラシと共通のチケットのデザインもなかなかおしゃれで、気に入ってます。

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