公演情報
「~ 上海ラプソディ ~ ミステリアス・ミス・マヌエラ」の観てきた!クチコミ一覧
満足度★★★
戦前の上海で活躍した舞姫の半生を、編集者・近江真亜子の取材する視点から描いた物語。現在と過去を行き来して、人間的な魅力(個人)と時代背景(社会)を交え重層的な展開として観せる。
満足度★★★
劇団ならば、その中で実力の違いがあるのは当たり前だが、玄人の中に素人ではなく、素人の中にプロがいる。そんな感じがしてならなかった。劇団の方でもしっかりしたイイ芝居をする方もいたが、なぜこの演技力でこの役なのだろう?と首をかしげたくなるキャスト、嫌でも目についた。ストーリー、ストレートに一人の女の物語にするか、介護の話にするか?欲張らずに一つに絞った方が良かったのではないかと思う。フライヤーのイメージで観に行った者としては、そのギャップにはぐらかされたような気がした。マヌエラのラストの見せ方はとても美しかったが、全体として演出のセンスには付いていけなかった。これは好みの問題かもしれないが・・・。
満足度★★★★
老人ホームから始まったストーリー。いつ上海に時代が戻るかと期待していました。そして舞台がどのように転換するのかと。なかなか見事だと思いました。しかし、この話が私には分かりにくかった理由は、誰を描いているのかが分からないまま観てしまったことです。フライヤーを飾るベリーダンサー、マヌエラではないのですね。「介護施設での大量殺人事件」についても話題にしていますが、話を複雑にしているだけに感じました。私のもう1つの目的の田宮華苗さんの歌が聴けたことには感謝しています。
満足度★★★
魅力的なフライヤーに惹かれ期待して出かけました。ミスマヌエラ役のダンスは圧巻でした。でもストーリーの展開がいまいち面白さに欠け芝居に入っていけないのです。周りで居眠りしている人もちらほら。
あのチラシとタイトルで、和田妙子さんの波乱万丈の物語をやるのかなと勝手に想い描いてしまったのが悪かったのか、こちらの期待が過大だったのか。初日でいろいろあったのだろうということを割り引いても、ちょっとね。李香蘭は知っていても和田さんの名は知らない、本を読んだこともないという人が観るとどう思うのか分りませんが…。モノローグの音響も違和感。赤いドレスのマヌエラはきれいでした。
満足度★★★★★
鑑賞日2017/11/30 (木) 19:00
座席1階1列
どこまでをここに書いて、どこからネタバレとするか迷います。
まず、多くの観劇者が、このフライヤーに惹かれて、少ない説明にそそられて足を運ぶ(運んだ)と思います。戦前の上海租界の魅惑に溺れたいがために。
確かにその魅力は十分に舞台で表現されています。
マニュエラ役のYOSHIEさんは、フライヤーを飾っているとおりに妖艶で魅惑的です。
ベリーダンサーとして、舞台を縦横に舞います。
李香蘭を再演する田宮香苗さんの歌は、ミュージカル女優ならではで十分に魅了されます。そして2役となる川島芳子の軍服姿で演技は、短いながらも彼女の悲劇的な運命を感じさせてくれます。
劇作の長い中盤を占める上海での情景、よく雰囲気を醸し出していて、舞台の大きさや予算のことを考えれば非の打ちどころがありません。むしろ、豪華絢爛です。しかしこの舞台の骨格はそこにはありません。
マニュエラの物語でも、ましてや李香蘭の物語でもないのです。
これは1人の作家ないし編集者の物語。
「現代日本と戦前上海とを行き来する」と説明がありますが、現代日本とは老人介護施設。登場人物たちの立ち位置はまさにミステリアス、でもこの幻想譚はそれなりの方法で伏線を回収し、カタルシスを開放してくれます。
これ以上はネタバレですね。ストーリーとしてはもちろん楽しめますが、上述のような上海を味わいたければ、できるだけ前で、かぶりつきで観るべし。