公演情報
「『なんども手をふる』ご来場ありがとうございました。」の観てきた!クチコミ一覧
満足度★★★★★
①孤独を住みかにしながら孤独に抗う人たち。コミュニケートが上手くできないけれど人恋しい人たち。
照明にもBGMにも頼らずに、言葉を裸にして、剥き出しの感情と欲望を晒して、人間の本音と自分を突きつけてくる。装い作ったものでは意味がない。生き方を問う作品。
②モノローグを静かに折り重ねた世界は、シンシンと降り積もる粉雪。ゆっくりと世界を白く塗り替えていく。視線を合わせることの少ない作品は所作が際立つ。
大塚由祈子さんが喫茶店で立てた人差し指👆
今井由希さんがセーターの袖で📱レンズを拭く👆
美しい残像が残る😌
③左右にある大きな窓を隠すこともなく、渋谷の街の建物も明かりも喧騒もみんな作品の一部。素舞台に心をヌードにした男女が交錯する。裸の言葉は裸の身体よりもエロティック。観客の上気した欲情が、ゆっくりと窓に結露を作り、世界にソフトフォーカスをかける😌💨
④地味なイメージを勝手に抱いていた俊えりさんの発語の素晴らしさに🙌
グラマラスなこいけさんはずっと険しい顔で誰かを睨んでいる…のに可愛らしく見える不思議。
今井由希さんは彫像と見まごう美しさ。ミロのヴィーナス👍
大塚由希子さんがイイ塩梅の脱力で言葉を紡ぐ
満足度★★★
鑑賞日2017/11/29 (水)
11月29日ソワレ(125分)を拝見。
目を閉じて、役者さんのセリフに耳を傾けていると、渋谷のスクランブル交差点や駅前の状景が浮かんでくる感覚…
すれ違った赤の他人の心の声が、一方的に、自分の心に流れ込んでくる感覚…
静かな会話劇、居眠りすることなく(笑)、きっちり最後まで起きていられました。
役者さんで印象に残ったのは…女優陣でなく、杉原敏行さん・壇上太郎さんのお二方。上演中、その「駄目な中年男ぶり」に身につまされて、肩身の狭い思いをし続けていました、とさ(苦笑)。