荒れ野 公演情報 荒れ野」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.3
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  • 満足度★★★★

    space雑遊もはずれが殆ど無い劇場の一つ(個人の感想です)。公演そのものが上質(利用劇団も上質)という事もあろうが、劇場の作りも恐らく無関係でない。芝居の世界と現実世界の境界を意識させない、舞台の熱量が客席にダイレクトに伝わる・・。理由は判らないがスズナリも雑遊も、「黒」(闇)が蠱惑的だ。

    桑原裕子作演出@アルカンパニー『荒れ野』には期待しこそすれ不安など過ぎりもせず。三浦大輔作演出@アルカンパニーも雑遊で緊迫の舞台だったが、そのハードル?をものとせず桑原女史の筆が乗った様子が浮かぶような気持ちの良い舞台だった。冒頭、鼻歌から熱唱に至る「あなたならどうする」。音楽畑の中尾諭介の耳をくすぐる美声で幕を開ける。掴みはOK。深夜の大規模火災から逃れて、知人の女性のマンションの一室にやってきた三人家族(父母と学生の娘)。ところが一人暮らしの彼女の部屋には一組の親子が我が物顔に出入りしていた。
    一軒家を建てた家族は、マンションのテラスから火災の方向を見ながらも、この距離は「家(家族)」の現在と歴史を、客観視することを可能にする。設定のうまさ。謎の親子の正体が物語の傍流とすれば、本流は避難してきた家族、特に夫婦関係と、学生の頃からの知人である独身を貫く女性(部屋の主)との関係。家が無事かどうかを見届ける事を諦めた後、深夜となった後半、話は現在から過去へ、本腰を入れて突入。ビビッドな話題を推し進めようとするのは妻。学生時代から夫は部屋の主の女性に思いを寄せていて、今もそうだ、それが証拠に・・。増子倭文江が、妻役を実に実に好演(「ボビーフィッシャーはパサデナに…」を彷彿)。
    桑原女史の<おばさん愛>が涙に霞む、一夜の物語である。

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2017/12/21 (木) 14:00

     桑原祐子の巧みさが出た芝居だった。火事で家に戻れなくなった父母娘が、母の旧友の家に避難するが、そこでは部屋の上に住む元教師と教え子を加えた半協同生活が行なわれていた。そんな火事の一晩に起こる様々な出来事の中で、過去と現在が露になっていく過程を興味深く描く。どの役者も巧いが、小林勝也の瓢々とした演技が印象に残る。いしだあゆみの「あなたならどうする」を劇中歌的に使っているのが面白い。

  • 満足度★★★★★

    多田さん可愛い。
    小林さんおもろい。
    中尾さんセクシー。
    井上・増子さん良い勝負。
    平田さん流石。

  • 穂の国とよはし芸術劇場PLAT『荒れ野』約1時間40分。昭和から平成の日本社会を凝縮させた大人の群像劇。大笑いの連続のなか、胸が苦しくなる事実が次々に暴かれていく。東京都公演はL字型客席で臨場感大。演劇的虚構が前提にあるから、意図的な緩急の鋭さも活きる。マチネは残席あるみたい。稽古場レポ:http://shinobutakano.com/2017/11/23/7765/

    ネタバレBOX

    薬剤師の路子は父を毒殺したのかもしれない。疑いを持ちつつも藍子は、路子からもらった二日酔いの薬を飲む。

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