しあわせの砂時計 公演情報 しあわせの砂時計」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.0
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  • 満足度★★★

    漫画のアニメ化が良くも悪くもなるように、本が演劇という形で立体化した時に演技や演出によって、特別じゃないものが特別になったり、
    そのまま平らな物語になったりする。3本の短編は総じて文字よりも感情を隆起させるものだった。世にも奇妙な物語って感じ
    女性同士の百合がテーマの作品集だが、舞台上には女子が居て、女の子が居て、ただ人が居て、ヘテロの僕から見ても別に普通の感情、
    普通の行為がそこに示されているだけ。一捻りした部分の可笑しみが作品の本質で、文庫の短編小説集のような軽やかな味わいが残った

  • 満足度★★★

    鑑賞日2017/10/15 (日)

    15日マチネ(75分)を拝見。

    ネタバレBOX

    3篇の短編をつないだオムニバス形式。

    第一話『抜けた』。
    最後になって、クラスメイトのみか(演・多岐さん)を監禁していること、その監禁の理由を、夏(サガワアンさん)が説明ゼリフで観客に伝えるのだが、出逢いから監禁までの経緯を簡略化し過ぎで、行動を裏付ける説得力に欠けるように思われた。

    第二話『胸の奥』。
    実際に友人関係にある、菜月役の杏奈さん、くみ役の出口昌美さんの息はピッタシ。ただ、菜月が感情を爆発させる場面で、気持ちなら負けないはずのくみが棒立ちになっているのは頂けなかった。脚本上、セリフの応酬にするシーンだったのでは?

    第三話『頂戴致します』。
    突っ込み役の凛(羽倉望美さん)とウケ役の鈴(橙田かすみさん)との関係性、3話中で一番バランスが取れていたし、ストーリーとしてのまとまりも良かった。
    ただし、この話を「百合」とするのは、怒り出すヒトも出てくるんじゃないかなぁと。

    あと、3話通しての登場人物(☜恐らく難役! 演・阿久津千尋さん)の役割が、最後までわからなかったことも追記しておきたい。

    個人的には「おどろおどろしい愛憎ドラマ」が苦手なヒトなんだが、本作に関しては、各ペアの人間関係の描き方があまりにもライト過ぎて、炭酸の抜けた三ツ矢サイダーな印象がぬぐえなかった。
    さらに言うと、阿久津千尋さん、杏奈さんのお二方、彼女たちのポテンシャルをもっと引き出す起用の仕方もあったのではと、舞台を観ていて、勿体なく思えた。

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