戦争、買います 公演情報 戦争、買います」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.3
1-3件 / 3件中
  • 満足度★★★★

    鑑賞日2017/08/29 (火) 19:30

    価格3,200円

    町工場の身売りにまつわる物語。ほんのちょっと先の話ながらあれこれリアリティを感じてしまう昨今の情勢がコワい。「んなワケねーだろ!」な絵空事に思えるのが理想だね。
    主人公側の疑心暗鬼を観客にも共有させる運びと思いがけない(個人の感想です)真相も巧み。
    円谷プロの特撮番組にありそうなタイトルの意味も途中で明かされて納得だし、皮肉なラスト(広瀬正(だったと思う)のショートショートを知っているとなおさら)も好み。

    ちなみに最後のゲーム、脚本には具体的なゲーム名はないとのこと。

  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2017/09/02 (土) 18:00

    座席1階1列

    タテヨコ企画『戦争、買います』SPACE 梟門

    緊張と緩和の構成が巧みで、1時間45分があっという間に感じられるほど作品に引き込まれました。
    少し未来の日本を描いたifのお話。しかし、強ち虚構の話とは思えないリアルな内容でした。

    理想を追い求めるあまり身動きが取れなくなってしまっていた社長。
    社長の理想のために泥をかぶった社員。
    全ての問題が片付いた訳ではありませんが、
    雨降って地固まる的な爽やかな結末で観劇後感が良かったです。

    ネタバレBOX

    兄の仮パクの伏線が大好き
    最後に封筒からゲームボーイが出てきたときは「やられた!」と思いました(笑)
    そこで一旦和んだのですが、、、
    その後、ゲームボーイでみんなが遊んでいたゲームがグラディウスだったのが意味深ですね。
    (戦闘機で敵を倒していくシューティングゲーム)
  • 満足度★★★★

    小劇場には珍しい直球型の政治ネタである。
    演劇と社会はもちろんかかわりは深いのだが、日本の新劇の歴史からも、この両者はいかにも「政治的」な関係でぎくしゃくしてきた。この舞台は武器輸出と中小企業の話で、少し前にトラッシュマスタズが同じテーマで、家族劇でやっていた記憶がある。一口で言うのは難しい問題で、ことにこの素材から社会と家族の運命を描いて、観客を納得させるのは容易ではない。
    かなり現実的な素材なので、社会人が見ると、設定の安易なところとか、現実の法制の無知とかが露呈するが、こういう素材に小劇場が取組み、しかもかなりの観客(私の見た会は満席)を集めていることは、ジャニーズの顔見世芝居(これも時に面白いものもあるが)や2・5デメンションだけが舞台と言うよりは、はるかに健康である。
    俳優たちは妙に現実的でリアリティがあるが、役を通して長続きしない。地と役とがまだら模様で、そこはいますこし精進されると良いと思う。作演出は力みすぎ。役の解釈ももう少し深く見て演技をつけないと、言葉は悪いがマンガになってしまう。
    しかし、1時間45分こういう堅いネタでよく頑張った。

このページのQRコードです。

拡大