公演情報
「Maria」の観てきた!クチコミ一覧
満足度★★★★
鑑賞日2017/10/22 (日) 14:00
主人公の闇堕ちを主軸に登場人物は基本的にほぼ全員不幸になる展開。上手くいかない時は、上手くいかないものだなと妙に納得しつつ我が身を振り返る。あのテキストで沈ゆうこのキャスティングはハマっていてよかった。もっと体調が良ければ穿った観かたも出来たかもと思いつつ。
満足度★★★★
鑑賞日2017/10/26 (木) 19:00
事前に目にした感想ツイートなどから予期していたものと裏腹に、フィクションとして面白く、戯曲/芝居としてよく出来ていて存分に楽しんだ。とはいえこれ、二日酔いのまま観るのは避けた方が良さそう。(謎笑)
前半の展開に半世紀ほど前のフランス映画を(そういやアメリカでリメイクされたっけ)、後半に某女性劇作家の作風をそれぞれ想起。それを経てのあの収束のさせ方、好きだなぁ。あと、ヤマ場での7(+1)色ならびにラストの「アレ」な照明もイイ。
もちろん「病んでるなぁ」や「こいつったら!(怒)」な人物は複数いたけれども。そして事前の評判から「覚悟していた(笑)」ものよりは穏やかだった、あるいはフィクションとして割り切る下地ができていたのかも?
(ご隠居風老人の語り口調で)「あー、このあたりは昔は花街でしてな、惚れたはれたの挙句の刃傷沙汰など日常茶飯事、未練を残して亡くなった方が沢山いたそうで、地縛霊もさぞ多いことでしょう。そんな霊が悪さをしても、それはもう仕方のないことで……」なんてことも考えた。
満足度★★★
鑑賞日2017/10/21 (土) 14:00
2日目に拝見しておりました。
アガリスクの沈さんが2時間、脚本家として女性として狂って行く作品。
登場人物達が皆不幸になっていく中で、主人公百子が最後に加速していく狂気が観れないけれど
主人公の好きな不幸でキレイな物語として、ラスト業音にもにた寂しさと安堵感がありました。
好みは別れるかもしれませんが、個人的には好みな作品でした。
満足度★★★★★
僕たちが過ごす日常でさえ、こんなにも面倒くさくて複雑で時々面白かったりするのに、
虚構の世界で作品で自らを投影したり、面白さを追い求め内なる世界を表現しようとしたりする、
作家という生き物の強欲で罪深くて哀しい物語。それが汚くて綺麗で、嫌悪して愛おしかった
登場人物それぞれのエゴでラッピングされた物語で、純粋に好きだけじゃ満たされない、与えるだけでも満たされない、
誰かに自分自身の生存証明をしてもらいたい物語
「特別」が身に降り掛かって、特別な景色を見られる場所に立てたとしても、光がなければそこから何も見えない
悲しいとかじゃなく、自分自身にもあるエゴや立場や人に対する感情を揺さぶられて、久々に涙腺を刺激された作品
もう一度観たいと思わされたし、登場人物の感情や台詞を反芻して、しばらく口の中でもぐもぐしたい作品だった
浅見さんの使い方がわかってるなぁという配役だった