霞の中の少年 公演情報 霞の中の少年」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.5
1-8件 / 8件中
  • 満足度★★★★★

    一枚一枚ベールを脱ぐように新たな事実が積み上げられ
    机上のパズルのピースがはまってゆく。
    想像するその先を紙一重で少しずつずらしてゆく巧みな脚本。
    余計な出演者が居なく、必要最少人数でスキルの高い役者さんが絡み合う舞台に引き込まれる。
    自分のこれまでの生き方を考えさせられるような物語だった。

  • 満足度★★★★

    物語は、過去の記憶に囚われ又は逃避し続ける男、その過去と現在が往還するように展開して行く。その間にドラマチックな出来事はなく、記憶が暈けているような感じ。あくまで現在の境遇に至っている説明のため過去の出来事が必要のような。しかし、タイトル「霞の中の少年」を深読みすると別の事を思ってしまう。印象付けと余韻に長けた作品であった。
    (上演時間2時間)

    ネタバレBOX

    構成は過去と現在。過去とは35年前、主人公・河内次郎(中原和宏サン)の中学時代に遡る。仲間を先導し山奥へ行ったが遭難して…。記憶を消したい、その思いが強くなって記憶や自分自身が誰なのか暈けてくる。まさに”霞の中”-夢のよう。

    現在は50歳・独身、清掃会社のバイトで生計を立てている。若い正社員に嫌味を言われ、嫌がらせを受けても唯々諾々の日々を過ごす。アルバイト仲間が家庭環境を話す件は、今の日本の労働事情・環境が透けて見えてくる。
    2つの時代は、それぞれ登場人物が異なり、衣装など視覚的な観せ方で区別する。また照明の照射強弱・色調などで変化を付ける。過去-薄暗く、現在-鮮明な見せ方という印象である。

    セットは、中央が少し盛り上がり床は筵(ムシロ)が敷かれ、その上に枯れ葉。上手側には筵が垂れているが、洞窟を思わせるような通路。山奥に蒲団が敷かれているといったイメージである。上演前から次郎が寝ている。過去はこの寝ている時の悪夢であろうか?

    中学時代のあだ名?…一等兵・二等兵という呼び名や主体性のない態度に対して、もの言わぬことへの批判する台詞。今の平和・平穏を脅かす法が次々成立することへの批判のようだ。

    次回公演も楽しみにしております。
  • 満足度★★★★

    鑑賞日2017/07/17 (月) 14:00

    最初は人物の設定が分からず混乱しましたが、その関係性が紐解かれていくと、どんどん惹き込まれました。意外性のある展開に驚きでした!ストーリーに加え、役者さん達の熱演が素晴らしく、観応えのある舞台でした。面白かったです!

  • 満足度★★★★★

    冒頭から困惑の人間関係、初老の希望を捨て去った人生、最後に明らかになる事実。よく創り上げられた公演でした。ところどころに笑いも盛り込まれていて、一方的に暗くなるばかりでないところも良かったです。清水みさとさん、華があって、確かなお芝居、素敵な女優さんと思いました。谷沢龍馬さんの嫌な上司感が見事でした。

  • 満足度★★★★★

    全体を通して、強弱があり、笑いの箇所もあり、引き込まれ続けました。

    ネタバレBOX

    50歳の苦悩が、過去を回想する心の動きが、興味深くひきつけられる内容でした。場面場面の切り替わり、展開がとても絶妙に感じ、集中力がいっそう高められました。あっさりと展開せずに、意外な展開になっていく様子があっかんに思えました。
  • 満足度★★★★

    良い意味で。
    良い意味でくたびれた独身中年(初老?)を過激に表現していました。

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2017/07/13 (木)

    中原さんキャラがかなり色濃い作品。青春時代と50歳の日常をいったりきたりするストーリー。一人で生きることを決めたとき、究極に孤独を突き詰めると霞の中に何が見えるのか?という作品。全般シュールなものの、真面目なとこで飛び出す小ボケに爆笑。清水みさとさんの男どもを罵倒するところも見所。ちょいエロのスパイスもあったり、きのこメガネと汗ゴリラの熱演にも注目!18日まで!

  • 満足度★★★★★

    とてもストーリーが良くて面白かった!
    なにかあるだろうとは思っていたが、まさかあんな展開とは…。
    じっくり見せてくれるが適度に笑いもあり飽きずに集中して観られた。
    主人公の中原さんも凄かったし、ヒロインの清水みさとさんの存在感もgoodだった。

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