誰も寝てはならぬ 公演情報 誰も寝てはならぬ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.3
1-9件 / 9件中
  • 満足度★★★★

    幾重にも重なる夢と現実。
    一枚一枚ベールが剥がされ物語が構築される。上質で惹きつけられるサイコサスペンス。
    男性陣の色濃い演技に比べ、女性陣が少々薄い感じが残念。
    セット、照明がシンプルなだけに、行き来する時間や状況をもう少し判り易くできたら
    もっと良かった気がする。物語はとても面白かった。

  • 満足度★★★★

    この作品は、サスペンス・ミステリーとして観応え十分であった。物語の展開(脚本)、その舞台表現(演出)、そして役者の体現力(演技)、そのバランスが優れていた。
    また、この公演タイトル、説明文が上手くどうしても観たくなる。
    (上演時間1時間40分)

    ネタバレBOX

    暗幕で囲った素舞台、薄暗い中で懐中電灯の丸い光が妖しく照らされる。病院、新人看護師が夜勤巡回に行くことを躊躇っているところから物語は始まる。役者は9人で、一人何役かを担うキャストもいる。その誰もが怪しい人物に見えてしまう。

    作品はミステリー要素が濃く、再演の可能性もあることから梗概(ネタバレ)は控えておく。だだ、”心の闇”、その彷徨するさまを(文書)倒置法のように確定している事を遡るように解明していく。その手法は、謎を提示し解決していくミステリーの王道とも言える。

    舞台表現としては、素舞台であることから、状況・情況は観客の想像によって膨らむ。セットがあるとそれに捉われた印象を観客に与えるが、本公演はその要素をなくし自由に心または脳内を動き回る。状況は瞬時に変化(役者は出入りせず、違う役がらへ)する。そのフラッシュ・バックのような用法は緊張・緊迫感を醸し出す。また状況などの変化は、立ち位置を変え繰り返し表現することで過去と邂逅させているようだ(例えば、夜勤巡回を巡る先輩看護師と新人看護師のやり取りなど)。

    演技は、皆さん素晴らしいが、特に主人公・川島ヨシオ(佐藤匡サン)の気弱な男の表情がリアル。その顔表情を含め心と体という心身が変化・変貌していく様が印象的である。

    次回公演も楽しみにしております。
  • 満足度★★★★

    最後に謎解きか種明かしがあるのかな、ないのかなと思ってじっと見ていましたが、あったようなないような。人の心の闇、トラウマ、妄想、怖かったです。そこへ人の(私だけかもしれないが)気持ちを逆なでするような“間”が絶妙でした。そして「夜勤の巡回中、新人看護師の懐中電灯はナニを照らしたのか」分かりませんでした。

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2017/07/01 (土) 14:00

    妖しい雰囲気の中、進んでいくストーリーに惹き付けられました。ただ、意外性はあるのですが、夢オチのような印象だったので、少し残念感もありました。サスペンス要素の中に、人の抱える心の闇、逃れられないトラウマなど、考えさせられ、役者さんの演技も良かったです。面白かったです。

  • 満足度★★★★

    物語はなかなか難解で理解が至らない部分はあるけど,グイグイ惹きつけられ目が離せない1時間40分のサイコサスペンス。集中した楽しい観劇でした。

  • 満足度★★★★

    妄想オチのサイコサスペンスなのかな。話の整合性に理解不能なところもありましたが、わかんなくても実に面白い。舞台セットはなくても、ライティングが秀逸で、とても印象的です。

  • 満足度★★★★★

    一体どんなストーリー展開になっていくのか目が離せません。舞台装置は何もなく不思議な世界へいざなわれました。唯々夢中で観た1時間40分でした。

  • 満足度★★★★★

    優れた心理劇。悪夢の構造をそのまま舞台で再現。黒一色のステージが我々を意識と無意識、原体験の狭間へと誘う。主客が転倒し辻褄が合わないのも夢そのもの。

  • 満足度★★★★★

    あまりの凄い展開に終演後はしばし呆然でした。

    ネタバレBOX

    前半繰り広げられた看護師失踪とそれを心配する父親のストーリーが後半少しずつ覆されていき、全く予想だにしなかったラストでした。佐藤匡さんの抑えた演技と加藤大輔さんの前・後半でトーンをガラリと変えた演技がとても素晴らしかったです。また主宰の武重さんの構成力と途中ライティングから衣装・ルージュまで舞台を赤一色にしてしまう演出に、ただただ脱帽でした。

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